女性ホルモンと自律神経の関係とは?

こんにちは!! ひろ接骨院 高槻院です(^^)/

コレステロールって女性ホルモンや抗ストレスホルモンの材料になるって知っていましたか? 何を摂取したらいいのかわからない方は下のリンクをCHECK!!

 

【生理痛は食事が原因!? コレステロールと女性ホルモンの関係とは? 】

こちらの記事についてはこちら!

http://hirogon-takatsuki.com/symptoms/post-2821/

女性ホルモンとは?

女性ホルモンは女性のライフサイクルに大きく関わるホルモンです。

生理痛が来るだけで一か月のうち一週間苦しむ方、妊娠に関わるので不妊で悩まれる方も大勢いらっしゃいます。 そんな女性ホルモンについて理解が深まれば幸いです。

女性ホルモンはエストロゲン(卵胞ホルモン)、プロゲステロン(黄体ホルモン)の2つ。

男性ホルモンはアンドロゲンの1つ。

これらはともにコレステロールを原料にする、性ステロイドホルモンといいます。

実は男性ホルモンから女性ホルモンが作られるのです!

ご存知でしたか?

エストロゲンの種類

女性ホルモンであるエストロゲンには、エストロン(E1)エストラジオール(E2)、エストリオール(E3)の三種類があります。

・エストロン(E1)

閉経後に主要となるエストロゲンです。

・エストラジオール(E2)

閉経前の主要エストロゲンです。 エストロゲンの中で最も活性が強く、卵胞の顆粒膜細胞で産生されます。

・エストリオール(E3)

妊娠時には主に胎児副腎と胎盤で産生・分泌されます。

母体尿中に排出され、胎児・胎盤機能を評価する検査に使われることがあります。

 

エストロゲンを理解すると更年期障害まで理解が深まる!

エストロゲンは女性生殖器への作用以外に、身体の健康維持に重要な役割を果たしています。

  ・肝臓 ・血管・血液 ・骨 ・皮膚
作用 ・LDL受容体を増やす

・LDLコレステロールを下げる

・HDLコレステロールを上げる

・血管拡張作用

・抗動脈硬化作用

・凝固能亢進

・骨量の維持

・骨端軟骨の閉鎖

・コラーゲン合成促進

・皮脂腺の分泌抑制

・コラーゲン合成促進

低下が関連する

疾患や症状

・脂質異常症(高脂血症) ・動脈硬化

・虚血性心疾患

・骨粗鬆症 ・にきび

・しわ

更年期以降はエストロゲンの分泌が低下するため、骨粗鬆症などのリスクが高まります。

更年期障害とは?

ホルモンの合成はでき、身体も健康状態であるが、老化により出産に対応できない体力になることで

妊娠を断念するのが更年期です。 能動的にホルモンの合成を健康的に終息していくのです。

更年期が40-60歳の人がいるのは真の更年期ではなく、不健康→ ホルモン異常→ 生理停止の人を含んでいます(更年期症候群)健康であるほど真の更年期は遅くなります。

小太りの人の方が真の更年期を応援してくれます。 脂肪細胞が助けてくれるからです。

そう思うと、いかに女性ホルモンが安定的にかつ正常に作られる環境が大切さが理解できますね。

女性ホルモンをコントロールするゴナドトロピンとは?

女性ホルモンの過不足が起こると脳の下垂体前葉から産生されるゴナドトロピン(LH、FSH)によってホルモンバランスが調整されます。

 

LH(黄体形成ホルモン)

・アンドロゲン産生↑

・排卵誘発

 

FSH(卵胞刺激ホルモン)

・卵胞の発育↑

・エストロゲン産生↑

終わりに

今日は女性ホルモンが足りないからもう少し増やしておこうと意識的に増やせるといいなのですが、そんなことをいちいち考えていたら目の前の出来事に集中できません!

そんな「身体のことは僕が勝手にやっておくから、目の前のことに集中して! 」と言ってくれるのが自律神経です! 自律神経がホルモンのコントロールをしているので自律神経が乱れると当然、生理痛、生理不順、更年期障害も起こりやすくなります。

そうならないためにも自律神経の乱れが起こらないようにストレスを解消し、心の余裕をもちながら日常生活が送れるようにしましょう!

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きっとお役に立てるはずです(^_-)-☆

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参考文献

病気がみえる vol9 婦人科・乳腺外科(2016)医療情報科学研究所 編

P10~13