頸椎症で悩んでいる人のなかなか治らない理由②

目次

何故頸椎に負担がかかってしまうのか

症状は起こるべくして起こっている

治らないのは首にばかり気にするから

頸椎症が改善する10個の習慣

 

この記事を読んだあなたには、頸椎症のプロセスを振り返り、状態によっては長い目を見て頸椎症に向き合える強さ持ってほしいと思います。そして今、自分ができることを見つけ、不安が期待に変わるようになってほしいと思います。

症状は起こるべくして起こっている

痛みは身体のサインです。決して痛み止めなどで止めることはお勧めしません。

なぜなら、痛みを出して、身体を緊急的に止めることで、身体を休めようとするからです。

痛みを止めて、活動することで、痛み止めが効力を失った後、今よりもひどい痛みが襲ってきます。痛み止めを飲んでも治らないのは首に負担のかかる状態が改善されていないから可能性が考えられます。

治らないのは首ばかり治療をするから

首が痛くて、動かせない。このような状態に陥ると、首の動きが出れば、痛みが治まるのではないか、痛みが治まれば、首が動くのではないかと考えてしまいがちです。しかし頚椎症の場合、首の可動域を出そうと、首ばかり施術を行うと、負担のかかった首は一時的に楽になるが、猫背などの歪みを引き起こしてしまう原因が改善されていないので、また症状が現れるようになります。

頚椎症をよくするための10個の習慣

目的は身体の疲労を取り除くためです。悪いのは首ではなく、負担が取り除けない習慣です。

① 心地の良い温度のお風呂につかる

体温める為に熱い温度のお風呂に入るとかえって交感神経が働き、身体は緊張してしまい、リラックスすることができません。熱くて我慢できないほどのお風呂ではなく、足をつけた瞬間から気持ちいいなと思える温度のお風呂に入りましょう。脱水状態にならないように、お風呂の前後にコップ一杯のお水も取るようにしましょう。

② 肩周り、股関節周りのストレッチを行う

歪んだ状態が続いてしまうと、血流低下や、無理な姿勢で身体を使うことで筋肉・関節・靭帯に負担がかかり、炎症を引き起こしやすくなり、負担のかかった筋肉をストレッチすることで、首の負担が軽減できることに繋がります。

③ 爪もみをして自律神経を安定させる

爪をもむことで、末梢の血流が良くなるので、手足がポカポカしてくる感覚がでてきます。爪もみは劇的な変化を生むこともありますが、日々の積み重ねが大切になってきます。一日に三回を目安に行いましょう。

④ 寝る前のスマホや、TVは控える

光の刺激は目から脳へ情報が届き、脳が興奮状態になります。いわば、交感神経が高まりやすい状態が続き、寝ようと思っても寝れない、睡眠の質に影響してきます。寝る前は寝る準備の時間も必要です。アロマやお灸、ローソクの火の揺れをじっと見つめるだけでも、リラックス効果があり、睡眠の質を高めることができます。

⑤ 胃腸に負担のかかる食べ物は摂取を控え

毎日、砂糖の多い清涼飲料水や缶コーヒー、お菓子にアイス、添加物の多い手軽な食べ物ばかりを取っていると、内臓に負担がかかり、お腹を伸ばすことができない為、本来の綺麗な姿勢を保つことができなくなります。

詳しくはこちらのブログをどうぞ。

⑥ 深呼吸を行う

姿勢が悪くなると、横隔膜や肺、肋骨・背骨の動きが悪くなり、呼吸が浅くなります。呼吸が浅くなると、身体を巡る酸素の量が低下して、身体の疲れを感じやすくなります。

深呼吸を心がけて酸素を体中に取り込む事で、自律神経も整えられ、リラックス効果、空気を取り込む際に自然と姿勢が正しい方向に調整されます。

⑦ 舌を動かす

日常生活の中で舌を突き出したり、大きく動かしたりすることはないと思います。

唇を閉じて歯列の外側に沿わせるように舌をぐるりと回したり、舌をできるだけ突き出して上下左右に振る「舌回し」がおすすめです。

⑧ 目を温める

目を蒸しタオルなどで温めると、副交感神経が優位になり、目の毛様体筋の血流が改善したり目の疲労感が緩和されたりします。そうすることで、睡眠中に目の疲労が取り除きやすくなり、身体の回復が早くなります。

⑨ 部屋の照明を暗くして目に入る刺激を少なくする

日中から職場で多くの光の刺激を受けた状態では、家の中の蛍光灯の刺激も身体にとっては負担になります。昼光色(オレンジ)のような光は副交感神経を高めます。できる限り、光の強さは弱くしてリラックスのできる空間を作りましょう。

⑩ 水を多く取り入れる

のどが渇いたなと思った瞬間は身体が水分を欲している状態です。その時にはすでに身体に必要な水分が足りていないサインです。水分を含む体液は、栄養素の運搬や老廃物の除去、体温調節、新陳代謝などの生理的機能も担っているため、様々な症状が現れやすくなります。こまめに水分を摂取することで水分が足りている状態保つことができます。

最後に

当院では、自律神経を乱す根本原因を検査で見つけ出し、施術を行います。

自律神経が整い身体の機能が正常に働くようになると様々な不定愁訴が軽減していきます。

消化器系の症状が長く続く、又は自律神経系の症状でお悩みお困りの方は、お気軽に当院にご相談ください。

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

原因不明の痛み・不調を自律神経を整え改善する専門整体

『ひろ接骨院 高槻院』
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