【食べ物が要因ではない?】便秘とストレスの関係性

腸内環境を良くするため、食事に気を遣ったり

サプリをしっかり摂っているのにお通じが悪い…

 

そんな経験ありませんか?

タイトルにあるようストレスによって腸自体の機能が落ちてしまい

いいものをとってもうまく吸収できないからなのです。

 

外からの問題だけでなく

内からの問題に目を向けることが便秘を

解消するにあたって重要になってきます。

 

今回はその便秘についてお話しします。

  • 便について
  • 便秘の基準って?
  • ストレスによる○○の乱れが便秘に!?
  • メンタルから考えられる便秘
  • ケアでできること
  • 最後に…

便について

私たちが食事をする上で

必要な栄養素、水分を吸収したのち、

余ったもの(不要物)のことをいいます。

健康な場合ではバナナ状、水分量が7~80%くらいです。

 

便秘の基準って?

便秘の定義はありますが

食べる量・運動量など生活背景が違う分、人それぞれです。

 

指標はいくつかあります。

 

排便回数

毎日出てる人であれば…

⇨数日出ない日ができる

数日おきだった人であれば…

⇨週1、2回しかでなくなった

 

頻度は違いますが両方とも便秘の状態と言えます。

 

回数以外にも便秘を疑う指標があります。

残便感:スッキリしない

排便痛:痛みを伴う

形状:バナナ状ではなくコロコロ

これらのように指標はいくつか

ありますが大事なのは

正常時の自分のお通じを比べることです。

少しの違いでも、違和感に感じる点があれば

それは便秘なのかもしれません。

ストレスによる○○の乱れが便秘に!?

タイトルにもあるよう

便秘など内臓のトラブルにはストレスが大きく関係しています。

 

イライラして胃腸がムカムカしたり

緊張して腹痛を起こした経験ありませんか?

 

それはストレスによって

内臓の働きをコントロールしている

「自律神経」が乱れているからなのです。

自律神経とは

仕事や勉強、家事、スポーツなど活動時によく働く交感神経

食事や睡眠など休息時によく働く副交感神経

この2つで構成されています。

腸の働きに置き換えると

交感神経優位な時:食欲が抑制され、腸の働きが落ち着いてる

副交感神経優位な時:食欲が湧き、腸の働きが活発

 

この2つのバランスが崩れると便秘を引き起こすのです。

ストレスがかかると…

肉体的ストレス:過労などの身体の疲れ

精神的なストレス:イライラや我慢、不安などの感情面

環境的ストレス:引っ越しや転校、進学などの身の回りの変化

 

こうしたストレスを受けると

身体は負けないように交感神経の働きを高め、抵抗します。

そうなるともう片方の副交感神経の働きが抑制され

内臓の働きが落ちてしまうのです。

 

腸でいうと不要物を肛門まで運ぶための

蠕動運動がスムーズに行われないようになり

溜まりやすく便秘に繋がるのです。

 

メンタルからみた便秘

メンタル、つまり精神的なストレスによって

内臓にも悪影響を及ぼしますが

各臓器によって関連する感情が異なります。

 

排便において主な働きをする大腸…

「我慢」など感情の抑圧があるときほど

便秘になりやすい傾向にあります。

 

言いたいことが言えない、思うようにできないなど

自身の中で留めていることが

排便でも同じように便秘という症状として

身体にサインを出しているのです。

便が大腸で留まる

 

ケアでできること

便秘の対処として

「食生活の見直し」、「水分を摂る」が主流だと思います。

しかし自律神経が乱れて内臓機能が落ちているということは

排便という機能だけでなく

消化・吸収機能も落ちていることが考えられます。

 

せっかくいいものを取り入れたり

サプリなどで対策しても

うまく吸収されないため、重度な便秘であれば

変化が見られにくいことも…

 

今回はそういった食生活と違った観点から

ケア方法をいくつかご紹介します。

溜めているものを吐き出す

実際、メンタルが関係することが多いです。

喧嘩などで言い合いのあと

気分がスッキリしたことありませんか?

 

それと同じよう言葉として発することで

我慢しているものが吐き出され腸の働きにも変化が

みられることがあります。

 

職場関係や家庭内など今後の関係で直接言いにくい場合は

文字にしたり、他者に話すな何かしらの方法で

アウトプットすることでも構いません。

 

文字おこしは捨ててもいい紙などがおすすめです。

かいた後はグシャグシャにして捨てましょう!

 

睡眠をとる

内臓機能をあげるためには

副交感神経を高める睡眠が効果的です。

睡眠といっても

時間や質によっても変わります。

 

睡眠に関しての記事もありますので

以下よりコピーしてご覧ください!

https://hirogon-takatsuki.com/symptoms/post_symptoms-2237/

深呼吸

自律神経は無意識に活動してくれる神経ですが

「深呼吸」が唯一、意識的に

自律神経のバランスを整えやすくできます。

 

深呼吸をすることで副交感神経が高まりやすくなり

内臓の働きにもつながるのです。

 

ポイントとしては以下の3つになります。

⑴背筋を伸ばし曲がった姿勢にならないようにする

⑵5秒くらいかけて鼻から大きく息を吸う

⑶10秒を目標に口からゆっくり吐く

 

これらに気をつけていただき

活動前や寝る前など5セットくらいを目安に行いましょう。

最後に…

いかがでしたか?

食生活を見直してもなかなかよくならない場合

こうしたストレスが関係していることもあります。

 

今日ご紹介したケアもそうですが

体質から変えるには習慣、続けることが大事です。

そんなに難しくない内容だと思いますので

ご興味があれば是非試してみてください!

 

また当院では自律神経を専門とした整体を

行なっております。

色々試したけど良くならない便秘でお悩みでしたら

是非一度当院にご相談ください。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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過敏性腸症候群

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