それは、脊柱管内にある脊髄神経の狭窄により痛みやしびれが引き起こされていますが、その箇所に根本的な原因はなく、脊柱管狭窄症の根本的な原因に対して治療が出来ていないからです。

そのため、痛みやしびれがある箇所付近へのマッサージやブロック注射などは一時的に楽になるが、次第に痛みやしびれが起こり、それを繰り返すためです。

確かに脊柱管の狭窄により、腰から足先にかけて耐え難い痛みやしびれが引き起こされていますが当院では、必ずしも脊柱管内の狭窄＝脊柱管狭窄症の症状の原因ではないと考えています。

腰に負担をかける原因は何か？なぜ脊柱管狭窄症になってしまったのか？を重要視しています。

痛みやしびれを起こしている箇所に原因はほとんどなく、その箇所以外のどこかに深い原因が必ずあります。

その原因を見つけ出す検査として、当院独自のキネシオロジー検査等を用いて原因を特定し、アプローチしていきます。

当院では、一般的な整骨院や医療機関の治療法、考え方とは大きく異なります。

当院独自の検査法や臨床経験を基にある１つの答えに辿り着きました。

では何が脊柱管狭窄症を引き起こしている原因かと言うと、それは「自律神経の乱れ」です。自律神経には、身体を緊張させる神経（交感神経）とリラックスさせる神経（副交感神経）の2つがあり、自律神経はストレスの影響を最も受けると言われています。

この2つの神経がバランスよく機能することで、人間は健康的な生活を送ることができます。

しかし、以下のような状況により自律神経の乱れが脊柱管狭窄症を引き起こすと考えます。

自律神経の乱れ：ストレスにより緊張させる神経が過度に優位となる

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重心の崩れ：自律神経と密接な関係のある平衡バランスを司る神経に影響し重心が崩れる

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歪み：身体を支えるために歪みが引き起こされる

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背骨への負担：歪みを支えるために身体の支柱である背骨へ負担がかかる

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脊柱管狭窄症

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痛み・しびれ：腰から足先までの痛みやしびれ

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自律神経の乱れ：痛みやしびれによるストレスも加わりさらに乱れる

このことから、痛みやしびれが起きている箇所へのアプローチだけでなく、根本的な原因である自律神経の乱れを改善していかなければ、悪循環のプロセスをたどって痛みやしびれがますます悪化し、脊柱管狭窄症の改善は難しくなります。

また、脊柱管への負担を引き起こす問題として内臓があります。

自律神経は内蔵の働きもコントロールしているため、自律神経が乱れると内臓の機能も低下します。特に腎臓の働きが低下してしまうと、身体の重心を保つために重要な大腰筋という筋肉に影響が起こります。大腰筋と腎臓は密接なつながりがあるため、腎臓の機能が低下することで大腰筋に問題が起こると余計に身体の重心が崩れ更なる背骨の歪みを引き起こしてしまいます。

このように脊柱管狭窄症と自律神経との関係についてお伝えしてきましたが、その他にも自律神経は、人間が生きていくための生理的な機能をコントロールしている根本的なシステムとなっています。

主に体液循環・呼吸・消化・発汗・体温調節、内分泌機能(ホルモン)・生殖機能といった機能をコントロールしており、自律神経は直接的にせよ、間接的にせよ、ほとんど全ての健康上の問題になんらかの形で関わっています。

現代では食事の質の低下や大気汚染、水の質、電磁波、社会での心的ストレスなどで自律神経にかかる負担はかなり大きくなってきています。

このような考えから当院では、脊柱管狭窄賞を根本的に改善するには『自律神経』がカギを握っていると考えています。