それは、足底や足回りの筋肉や関節に足底筋膜炎の根本的な原因はなく、足底筋膜炎（足底腱膜炎）の根本的な原因に対して治療が出来ていないからです。

一時は楽になるが次第に痛みが出てきて、どんどん酷くなっていくのはそのためです。

足底筋膜炎（足底腱膜炎）は、「足の裏」「踵（かかと）」に痛みがでる症状のことを言います。歩くだけで踵や足裏に痛みがでる症状ということもあり、とても悩みが深い、ストレスのかかる症状とも言えます。

実際、病院でレントゲンやMRI検査をしても画像上全く問題が無いのに症状が出ている方やレントゲンで踵に骨棘（骨のとげ）が認められているのにも関わらずが全く症状が無い方もいます。

これは、必ずしも足底の筋肉や踵の骨棘＝足底筋膜炎の症状の原因ではないという事だと当院では考えています。

当院では足底に負担をかける原因は何か？なぜ足底筋膜炎になってしまったのか？を重要視してます。

足底筋膜炎の原因は足底だけではありません。

足底以外のどこかに深い原因が必ずあります。

その原因を見つけ出すのが、当院独自のキネシオロジー検査です。

当院では、一般的な整骨院や医療機関の治療法、考え方とは大きく異なります。

当院独自の検査法や臨床経験を基にある１つの答えに辿り着きました。

日常生活で、歩いたり、運動をして使いすぎていても、足底筋膜炎になる人、ならない人がいます。

では何が足底筋膜炎を引き起こしている原因かと言うと、それは「自律神経の乱れ」です。自律神経には、身体を緊張させる神経とリラックスさせる神経の2つがあり、自律神経はストレスの影響を最も受けると言われています。

この2つの神経がバランスよく機能することで、人間は健康的な生活を送ることができます。

しかし、以下のような状況により自律神経の乱れが足底筋膜炎を引き起こすと考えます。

自律神経の乱れ：ストレスにより緊張させる神経が過度に優位となる

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重心の崩れ：自律神経と密接な関係のある平衡バランスを司る神経に影響し重心が崩れる

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歪み：身体を支えるために歪みを引き起こす

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足底の筋肉への負担：歪んだ状態で歩いたり、運動するため、その状態を支えるために負担がかかる

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足底筋膜炎

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痛み：日常生活や運動に制限がかかる

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自律神経の乱れ：足底の痛みによる行動の制限がストレスとなりさらに乱れる

このことから、筋肉へのアプローチだけでなく、根本的な原因である自律神経の乱れを改善していかなければ、悪循環のプロセスをたどり足底の痛みを繰り返し、足底筋膜炎の改善は難しくなります。

また自律神経は重心だけでなく血流の流れも担当しているため、緊張させる神経の状態でいる事で血流も悪くなり、筋肉もガチガチになることも足底筋膜炎を悪化させる要因の１つと考えます。

このように足底筋膜炎と自律神経との関係についてお伝えしてきましたが、その他にも自律神経は、人間が生きていくための生理的な機能をコントロールしている根本的なシステムとなっています。

その他にも自律神経は、人間が生きていくための生理的な機能をコントロールしている根本的なシステムとなっています。

主に体液循環・呼吸・消化・発汗・体温調節、内分泌機能(ホルモン)・生殖機能といった機能をコントロールしており、自律神経は直接的にせよ、間接的にせよ、ほとんど全ての健康上の問題になんらかの形で関わっています。

現代では食事の質の低下や大気汚染、水の質、電磁波、社会での心的ストレスなどで自律神経にかかる負担はかなり大きくなってきています。

このような考えから当院では、足底筋膜炎を根本的に改善するには『自律神経』がカギを握っていると考えています。