あなたは、自身の側湾症状は「治らないもの」とあきらめていませんか？確かに変形してしまった背骨の歪みは完全にもとには戻りません。重度の側湾症でない限り、病院に行っても「経過観察」と医師から伝えられ、長期間そのままの状態が続きます。また、これ以上側湾症状を進行させないようにコルセットや装具をつけて現状維持をさせます。

しかし、装具やコルセットを着けたり、背中も揉んでもらったりと、一時的には楽になりますが、次第に痛みが引き起こされ、結果症状を繰り返していくと考えられます。それは、背中の筋肉や関節に側湾症の根本的な原因はなく、側湾症の根本的な原因に対して治療が出来ていないため、どんどん酷くなっていくと私たちは考えています。

側弯症とは、脊柱（背骨）がＳ字状に横に曲がってしまう症状です。

側弯症には大きく分けて、

・機能性側弯症（きのうせいそくわんしょう）

・特発性側弯症（とくはつせいそくわんしょう）の2つがあります。

側湾症には、原因不明で、成長期に急激に湾曲が進んでしまう特発性側弯症、事故などの外傷や姿勢の悪さなどが原因で起こる機能性側弯症があります。

身体の中心である脊柱が曲がってしまうと、肋骨など骨格全体が歪み、腰や背中など体のいろいろな部分に不調が出ます。

これは、必ずしも背骨の側湾＝側湾症の症状の原因ではないという事だと当院では考えています。

当院では側湾症状の原因は何か？なぜ側湾症になってしまったのか？を重要視してます。

側湾症の原因は背骨だけではありません。

背骨以外のどこかに深い原因が必ずあります。

その原因を見つけ出すのが、当院独自のキネシオロジー検査です。

当院では、一般的な整骨院や医療機関の治療法、考え方とは大きく異なります。

当院独自の検査法や臨床経験を基にある１つの答えに辿り着きました。

では何が側湾症を引き起こしている原因かと言うと、それは「自律神経の乱れ」です。自律神経には、身体を緊張させる神経（交感神経）とリラックスさせる神経（副交感神経）の2つがあり、自律神経はストレスの影響を最も受けると言われています。

この2つの神経がバランスよく機能することで、人間は健康的な生活を送ることができます。

しかし、以下のような状況により自律神経の乱れが側湾症（先天性側湾症を除く）を引き起こすと考えます。

自律神経の乱れ：ストレスにより緊張させる神経が過度に優位となる

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重心の崩れ：自律神経と密接な関係のある平衡バランスを司る神経に影響し重心が崩れる

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歪み：身体を支えるために歪みを引き起こす

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背骨など筋肉への負担：歪んだ状態で歩いたり、運動するため、その状態を支える　　ために負担がかかる

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側湾症

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痛み：日常生活や運動に制限がかかる

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自律神経の乱れ：側湾症状の痛みによる行動の制限がストレスとなりさらに乱れる

このことから、筋肉へのアプローチだけでなく、根本的な原因である自律神経の乱れを改善していかなければ、悪循環のプロセスをたどり背中の痛みを繰り返し、側湾を悪化させてしまい、改善は難しくなります。

また、背骨に自律神経が密集しているため、側湾により内臓を動かしている自律神経の乱れを助長させてしまうのです。これにより、内蔵にも負担がかかるため、背骨以外の症状（ex.胃のむかつき、便秘、生理痛　等）も併発します。

このような考えから当院では、側湾症を根本的に改善するには『自律神経』がカギを握っていると考えています。