立ち上がれない程の股関節の痛み!その痛みの原因とは!?

Y・M 様

お住いの地域
大阪府高槻市
ご年齢
30代
お仕事
介護+主婦
お悩みの症状
右股関節の痛み

Y・M 様が当院に来院された経緯

1週間前から右股関節に動作時違和感あり。

子供の学校行事に参加し床から立ち上がった際、右股関節へ強い痛みあり。

その後、歩行時痛を訴え病院へ受診。

レントゲン、MRI検査等行われたが特に異常なし。

医師から痛み止めと湿布を処方され安静にと指導。

病院受診後、電話にて当院へ問い合わせがあり、来院の運びとなった。

初回検査

【状態】

・右股関節に負荷がかけれない程の歩行時痛あり

・座位から立位への動作困難

・右腰に痛み訴える

・介護の仕事が多忙

・大腰筋検査→左大腰筋正常・右大腰筋弱化

・職場での人間トラブルにて過度のストレス反応あり

 

【理学所見・検査】

・自発痛著名

・右股関節屈曲70°から強い痛みと可動域制限

・右股関節内旋・外旋可動域制限あり(内旋側が著名に疼痛発生)

・手足の冷えと発汗

・パトリックテスト陽性

 

【キネシオロジー検査】

●右股関節の痛みの原因→経絡→腎経(虚)→大腰筋の炎症

患者さんに頭蓋骨にある経絡の反射点に触ってもらい、再度右股関節の可動域みると屈曲90°まで可動域広がり、内外旋時の痛み軽減。

原因が経絡の腎経の反射筋である大腰筋の炎症と考え施術を行った。

調整

 

初めに、脳脊髄液(CSF)の滞りがあったため調整(頭蓋骨を触れる程度)。

次に経絡の任脈と腎経の気の乱れを頭蓋骨の反射点を用いて調整。

調整後、股関節の動作時痛10→6に軽減。

歩行時痛はあるが、立位姿勢時の痛み軽減。

患者本人も痛みの軽減や可動域の広がりに驚き。

その後1週間中で、2回来院。

2回目調整→CSF+任脈+腎経 ペインスケール10→3

3回目調整→腎経+心包経  ペインスケール10→0

合計3回の施術で痛みや股関節の動きの制限、歩行時の痛み改善。

 

 

調整後の考察

この患者様の右股関節の痛みの引き金として、日々仕事のストレスが、自律神経のバランスを乱したことが最大の原因と考えます。

また、脳脊髄液の循環も低下していることから、神経伝達や自然治癒力が十分に働かない状態であったことも自律神経バランスを乱した要因だと考えられます。

話を聞くと仕事で管理職に抜擢され、常に不安と焦燥感を日々感じられていました。

東洋医学では、この不安感や焦燥感が腎の機能を低下させると言われています。

1週前から、症状の前兆があったと考え、腎経とつながりのある大腰筋の左右の筋力バランスが崩れ、身体が歪みやすくなったことにより、床から立ち上がった時の負荷により右大腰筋を負傷し痛みを引き起こしたと考えられます。

心と身体は表裏一体です。。

このように原因に対して的確に調整すれば短時間で少ない刺激で瞬時に身体は変化します。

必ずしも痛みがある箇所が原因とは限りません。

重要なのは痛みを引き起こしている原因をみつけることです。

そのために、当院では検査を重要視しています。

当院の整体は検査8割 調整2割です。

少ない刺激で最大限の結果が出るように調整させて頂きます。

 

※自律神経整体は医療ではありません。

※検査結果は、あくまで筋力検査での反応です。

※まずは医師にご相談ください。

※自律神経整体は身体のバランスを整えるものです。