O・M 様
- お住いの地域
- 高槻市
- ご年齢
- 70代
- お仕事
- 主婦
- お悩みの症状
- 首・肩・背中の痛み
O・M 様が当院に来院された経緯
長年首の痛みを我慢しながらご主人の介護をしていたが、ある日を境に頭を支えないと首の痛みで起き上がれなくなったとの事。今までは、「このぐらい何くそっ!」という強い気持ちで自分を奮い立たせ痛みを我慢出来たが、ついに限界がきてしまい来院。
初回検査
【状態】
・首から背部にかけての痛みと強い筋緊張
・姿勢は猫背で首が前に出ている状態
・首の可動域制限著名。前後左右どの方向にも強い痛みと制限が出ている
・肩は左肩下がりで、両肩ともに可動域制限著名
・重心は前重心で片足立ちで保持困難
・腹部の触診で胃の張りと横隔膜の緊張と捻じれが強い
キネシオロジー検査
・首、肩、背部にかけての痛みの原因は共通している?→共通している。
・共通の原因は?→ストレス・感情
・ストレス→家族(夫)→介護→病院に連れて行くこと ・感情→自分に対する怒り・責任
・自律神経交感神経緊張→肝臓・胃・膵臓の機能低下と対応する経絡の乱れ
・自律神経反射による、頸椎と胸椎の可動制限
調整と再検査
まず、自律神経の中枢である脳幹にかかっているストレスを解放。
この時点で、ベッドから起き上がる時の痛みが半分ぐらいに軽減。
肩の可動域の制限は消失したが、首の可動域制限と痛みが残存。
胃と膵臓の反応が残っていたので、胸椎5番の捻じれと膵臓に蓄積している糖化たんぱく質を調整。
再度、ベットから起き上がってもらうとほとんど痛みなく起き上がることが出来、首の可動域制限と痛みも調整前に比べほぼ消失。
この時点で、初回の調整は終了。
経過と考察
2日後に再度来院され、状態は首の張りは少し気になるが頭を支えないと起きれないという事はなくなったとの事、その後もご主人の介護や家事で忙しくされているが、バリバリ動けると喜んでいました。
今回のケースは、責任感という強い感情と自分に対する怒りの抑圧が大脳辺縁系に影響を及ぼし、それがダイレクトに脳幹に作用し自律神経を乱してしまい症状が起こりました。
また、甘いものが好きでほぼ毎日食べていることも、膵臓や胃に負担をかける要因なっていました。
日々の溜まったストレスや感情の抑圧は、発散することが出来ないとやがて何かしらの不調や症状という形で現れます。また、ストレスを緩和するために甘いものをとっていては、その時は満たされた気持ちになっても、生理的に体への悪影響が必ず出てきます。
心の問題は体に大きく影響していきます。
当院では、あらゆる不調の負のサイクルから抜け出すには、まず現状を知ることが何よりも大事だと考えております。
何か症状が出てきた時には、一度今の生活を見つめ直し、症状が出るまでの経緯を振り返ってみて下さい。必ずヒントがあります。
・首、肩、背部にかけての痛みの原因は共通している?→共通している。
・共通の原因は?→ストレス・感情
・ストレス→家族(夫)→介護→病院に連れて行くこと ・感情→自分に対する怒り・責任
・自律神経交感神経緊張→肝臓・胃・膵臓の機能低下と対応する経絡の乱れ
・自律神経反射による、頸椎と胸椎の可動制限
まず、自律神経の中枢である脳幹にかかっているストレスを解放。
この時点で、ベッドから起き上がる時の痛みが半分ぐらいに軽減。
肩の可動域の制限は消失したが、首の可動域制限と痛みが残存。
胃と膵臓の反応が残っていたので、胸椎5番の捻じれと膵臓に蓄積している糖化たんぱく質を調整。
再度、ベットから起き上がってもらうとほとんど痛みなく起き上がることが出来、首の可動域制限と痛みも調整前に比べほぼ消失。
この時点で、初回の調整は終了。
2日後に再度来院され、状態は首の張りは少し気になるが頭を支えないと起きれないという事はなくなったとの事、その後もご主人の介護や家事で忙しくされているが、バリバリ動けると喜んでいました。
今回のケースは、責任感という強い感情と自分に対する怒りの抑圧が大脳辺縁系に影響を及ぼし、それがダイレクトに脳幹に作用し自律神経を乱してしまい症状が起こりました。
また、甘いものが好きでほぼ毎日食べていることも、膵臓や胃に負担をかける要因なっていました。
日々の溜まったストレスや感情の抑圧は、発散することが出来ないとやがて何かしらの不調や症状という形で現れます。また、ストレスを緩和するために甘いものをとっていては、その時は満たされた気持ちになっても、生理的に体への悪影響が必ず出てきます。
心の問題は体に大きく影響していきます。
当院では、あらゆる不調の負のサイクルから抜け出すには、まず現状を知ることが何よりも大事だと考えております。
何か症状が出てきた時には、一度今の生活を見つめ直し、症状が出るまでの経緯を振り返ってみて下さい。必ずヒントがあります。