目次
- ぎっくり腰とは?
- なぜこの時期にぎっくり腰は増えるのか?
- 東洋医学的にみたぎっくり腰と見分け方
- 腰痛に効果的なツボについて
- 日常からできるセルフケア
こんにちは。ひろ接骨院 高槻院です。
夏の酷暑が過ぎ去り、涼しくなってきましたね。
この時期、季節の変わり目で肩こりや腰痛など様々な症状がでてきます。
その中でも今回は腰痛についてお話したいと思います。
ぎっくり腰とは?
ぎっくり腰とは急性腰痛のことです。
欧米ではその激しい痛みから「魔女の一撃」とも呼ばれます。
多くは1~2週間程度で自然治癒しますが時間経過だけでは
改善がみられないこともあります。
なぜこの時期にぎっくり腰は増えるのか?
ぎっくり腰は、重い物を持ち上げたときに起こることが多く
年中おこりうる可能性はあります。
その中でもこの時期は急な気温の変化やクーラーによる
腰の冷えや湯船に浸かる時間が短くなることで
腰周りの筋肉が硬くなり、発症のリスクは高くなります。
東洋医学的にみたぎっくり腰と見分け方
ぎっくり腰で病院にいくとシップや痛み止めを処方してもらうことが多いと思います。
今回はぎっくり腰の痛みを東洋医学的に見ていきます。
大きく分け、脾・胃経に問題がある場合と腎・膀胱経に問題がある場合の
2種類に分けることができます。
その2種類の判別方法は誰にでもできるので是非試してみてください。
①脾・胃経が原因の腰痛
特徴:立っていられないような痛みの腰痛。
検査法:仰向けに寝て、足を伸ばした状態であげたときに痛みがないか。
立った状態で後屈したときに痛みがないか。
治療穴:足三里、胃兪
②腎・膀胱経が原因の腰痛
特徴:血流の改善によって痛みが和らぐ腰痛。
検査法:仰向けに寝て、膝を立てた状態でお尻をあげたときに痛みがないか。
立った状態で前屈したときに痛みがないか。
治療穴:復溜、志室
腰痛に効果的なツボについて
足三里:膝蓋骨(膝の皿)の外側の下にあるくぼみから指4本分下のところ。
適応疾患:胃腸の症状・むくみ・足の疲れ・足の神経痛など
胃兪:1番下の肋骨があるライン上の背骨から指2本分外側のところ。
適応疾患:食欲不振・体力減退・体の疲労など
復溜:足のくるぶし(内くるぶし)の中央から指3本分上のところ。
適応疾患:足のむくみ・足の冷え・上歯痛など
※足の冷えなどにお灸もおすすめです!
志室:1番下の肋骨があるライン上の背骨から指4本分外側のところ。
適応疾患:元気がでない・冷え症・消化不良など
※復溜と同じく、お灸もおすすめです!
鍼の場合、1cm程度、刺します。
※鍼がない場合、当院が取り扱っているツボを刺激するマグレインや
アロマ灸などのせんねん灸でも代用することができます。
日常からできるセルフケア
症状が起きてからの対処法も大事ですが1番は症状が起きないようしっかりと予防することです。
腰痛の原因は腰周りの筋力低下・冷えから起きます。
普段のケアとしては以下があげられます。
- 湯船に浸かる・クーラーの効きすぎに注意し腰を冷やさない
- 下にあるものを取るときはしゃがむ
- 腰痛体操(ウィリアムス体操)を行う
※ウィリアムス体操
目的:腰を丸めることで椎間孔・脊柱管を広げ、神経の圧迫を軽減
方法:仰向けになり両足を抱え、腕の力で抱えている足を引きつけます
1セット30回を2~3回繰り返す。※セット間は最低2時間空ける。
※腰が痛む場合、クッションを入れてみてください。
最後に
いかがでしたか? これから冬にむけ気温が下がってきます。
特に季節の変わり目は気温差が激しいので普段からセルフケアを行い
症状が起こるリスクを下げていきましょう。
また当院では、自律神経を乱す根本原因を検査で見つけ出し、施術を行います。
腰痛も自律神経が乱れると起こる症状の1つです。
何年も腰痛に悩まされている方、原因がわからないなどお困りの方は、
全力でサポートさせて頂きますので、どうぞお気軽にご相談ください。
最後までお読み頂きありがとうございました。
原因不明の痛み・不調を自律神経を整え改善する専門整体
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