腰痛は多くの方が一度は経験する症状だと思います。
皆さんはこんなことありませんでしたか?
- シップを貼ったが痛みが引かない
- マッサージや矯正をしても再発する
- ストレッチをしても変わらない
このように鎮痛させたり、筋肉・歪みを整えても
変わらない・軽減程度の場合、他に要因があることがあります。
今回はその腰痛についてお話していきます。
- 腰痛を起こす多い場面
- なる人とならない人の違い
- 筋肉が本当の要因ではない
- 負担をかけてしまう要因とは
- 腎臓と腰痛
- まとめ
腰痛を起こす多い場面
こんなときに腰痛になったことありませんか?
✓長時間同じ姿勢を続けていた時
✓運動をした時
✓重たい荷物を持ち上げた時
✓無理な姿勢をした時
これらの動作をしたことで筋肉に負担がかかった
結果、痛みが起きてしまいます。
しかし、同じ動作をしてもなる人とならない人がいます。
なぜだと思いますか?
なる人とならない人の違い
それは普段から筋肉の負担が
どれだけかかっているか(蓄積しているか)の違いです。
姿勢であったり、無理な動作など
日常生活を送る上での積み重ねが症状に繋がるのです。
そのため先ほどのチェック項目にあった場面は
起きたきっかけにしか過ぎません。
筋肉が本当の要因ではない
当院に来られる腰痛患者さんにも多いことなのですが
「腰痛は腰の筋肉が根本的な要因」だと思っている方がいます。
筋肉も関係はしているので間違いではないのですが少し違うのです。
✓マッサージで筋肉をほぐしたけど数日でコリが元に戻った
✓ストレッチで柔軟性を高めているがまだ多少の痛みはある
筋肉が本当の要因であれば上のようなことは起きません。
筋肉が固くなる要因が他にもあり
そこが解決できていないのでまた負担がかかり再発するのです。
負担をかけてしまう要因とは
根本的な要因として自律神経の乱れが関係します。
自律神経とは内臓の働きや血流の調節
免疫機能やホルモン分泌など行う、私たちにとって重要な神経です。
筋肉のコリや腰痛と自律神経は以下のように関係しています。
自律神経が乱れる
↓
重心が崩れる
↓
バランスを取るために歪ませる
↓
歪みを支えるため筋肉が緊張状態になる
↓
コリや痛みが起こる
なのでマッサージやストレッチ・矯正で
筋肉や歪みを整えても再発することがあるのです。
また腰痛の方で多いのが自律神経の乱れによって
内臓の1つである腎臓が疲労している場合が多いです。
腎臓と腰痛
上の画像のように腎臓は腰付近にある内臓です。
知られていないようで腎臓には以下のような働きがあります。
血液をろ過する
腎臓が疲労することで血液をきれいにすることができなくなり
老廃物が溜まってしまうことで筋肉が緊張しやすくなります。
内臓-体性反射
内臓が疲労すると真裏や周辺の筋肉が緊張する反射のことで
腎臓だと腰周辺の筋肉が固くなってしまいます。
内臓が身体に知らせてくれる信号なので
もしかするとあなたの筋肉のコリは内臓からの
メッセージかもしれません。
関連する筋肉
腎臓は「腸腰筋」と深い関係があります。
この筋肉は大腰筋と腸骨筋の総称で
腰痛の場合これらの筋肉が疲労し弱化していることがあります。
ここをアプローチするストレッチやマッサージなどありますが
軽減程度でしかなかったり、変わらないのであれば
腎臓が調整ポイントかもしれません。
まとめ
今回は腎臓と腰痛の関係性についてお話していきました。
意外と知られていないのですが症状と内臓が関係することって多いんです。
当院では根本から変えていくために
自律神経に関わる『頭』と『内臓』の調整を行っています。
長年悩まされている症状があったり
マッサージやストレッチなどケアだけではどうにもならない方は
是非一度ご相談ください。しっかりサポートさせていただきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。