前回お話しした頭痛の続編です!
頭痛は自律神経の乱れによっておこる
歪みからの筋肉の緊張・血流不足からくるとお話しさせていただきました。
今回はその自律神経を整えるセルフケアについてお話していきます。
前回の記事を読まれてない方・復習したい方は
下のURLからご覧ください。
- 自律神経を整える方法とは?
- なぜ”ツボ”がいいのか?
- 頭痛に効果的なツボ
- まとめ
自律神経を整える方法とは?
自律神経を整えると言っても方法は様々です。
自律神経整体や病院などで診てもらうことや
“生活習慣を見直す”、“ストレスを溜めない・発散する”、“深呼吸”など
自分でもできるケアも自律神経を整えることに繋がります。
今回はその中でも“ツボ”を使ったセルフケアを紹介していきます。
なぜ”ツボ”がいいのか?
ツボは“経穴”と呼ばれ、気(エネルギー)の通り道である“経絡”上にあります。
ツボは神経が集まる所でその中でも自律神経と深い関わりがあるため
指圧や鍼灸などで刺激することで自律神経の乱れを整えることができるのです。
具体的に以下のような働きを正常化することが期待できます。
- 血流(筋肉の緊張も〇)
- 内臓機能
- ホルモンの分泌
- 免疫力
ツボを通して自律神経に作用することで
血流・筋肉の問題が解消されやすくなり、頭痛の対策に繋がるのです。
頭痛に効果的なツボ
今回紹介していくのは全部で4つです。
1つ1つの場所・筋肉・効果・刺激方法を説明していきます。
天柱
~場所の取り方~
うなじの生え際を触ると中央に凹んでいるポイントを指で触ってください。
その両隣に僧帽筋という太い筋肉があり
中央から外側へ指を1~2㎝移動していくと凹んでいるポイントが
左右2点あり、そこが”天柱”になります。
~関連する筋肉~
僧帽筋、頭板状筋、頭半棘筋
~効能~
首から頭にかけての血行を良くし筋肉や神経に作用します。
このことから首コリや肩こり、不眠症、眼精疲労にも効果的とされています。
~刺激方法~
親指を”天柱”にあて他の4本の指で
不安定にならないよう頭を覆うように支えます。
左右の天柱を親指で首の中心へ向かって
10秒を5回ほど気持ちの良い強さで押してあげてください。
風池
~場所の取り方~
首を左右に向けた時、耳の後ろから喉のほうに斜めに走る
太い筋肉(胸鎖乳突筋)を触れると思います。
その筋肉(耳裏あたり)とうなじの中央付近の太い筋肉(僧帽筋)の間の
凹んでいるポイントが”風池”です。
~関連する筋肉~
胸鎖乳突筋、僧帽筋、頭板状筋、頭半棘筋
~効能~
天柱と同じように首・肩こり、不眠症、眼精疲労に効果があると言われています。
またストレスや風邪の初期症状にも良いとされ
万能のツボとも呼ばれています。
~刺激方法~
指の触り方は”天柱”と同じです。
押す方向が多少変わります。
左の風池は右目の方向に、右の風池は左目の方向に向かって
10秒を5回ほど気持ちの良い強さで押してあげてください。
印堂
~場所の取り方~
眉間の中央にあります。
~関連する筋肉~
鼻根筋
~効能~
血流量を上げるため、頭痛や不眠症に効果的です。
また花粉症や鼻水、鼻詰まりなど鼻の疾患にも効くとされています。
~刺激方法~
人差し指などで30回ほどトントンと叩く(タッピング)。
また温めるとおすすめなのでアイマスクや
お湯で温めたタオルなどでツボを覆うようにしてあげましょう。
合谷
~場所の取り方~
親指と人差し指の爪から手首のほうへ
辿っていくと骨と骨が交わる所があります。
そこから人差し指のほうへ親指1本分上の位置が”合谷”です。
~関連する筋肉~
第1背側骨間筋
~効能~
眼精疲労や鼻づまり、頭痛、歯痛、耳鳴りなど
顔面部や頭の症状に効果的なツボで万能ツボと呼ばれています。
~刺激方法~
親指で気持ちの良い強さで押してあげてください。
方向は人差し指の骨のやや下のほうに
向かって押してみてください。
まとめ
今回はツボについてお話しさせていただきました。
ケアをするなら、ツボだけに関わらず
なるべく毎日続けることが重要です。
自分の身体と向き合ってしっかりケアしていきましょう。
今回は指圧などでいいましたがツボ刺激であれば
鍼やお灸がおすすめです。
市販のお灸を使ったり鍼灸を受けてみるのもいいかもしれませんね。
最後に
いかがでしたか?
当院では、自律神経を乱す根本原因を検査で見つけ出し、施術を行います。
今回お話した頭痛は自律神経が乱れる原因の1つです。
自律神経症状に悩まされている方、原因がわからないなどお困りの方は、
全力でサポートさせて頂きますので、どうぞお気軽にご相談ください。
最後までお読み頂きありがとうございました。