コリからくる頭痛に効果的なツボ

頭痛…

誰しもが一度は経験したことのある

症状ではないでしょうか?

頭痛には軽度なものから命に関わる危険なものまであります。

今回は頭痛の種類とツボについてお話していきます。

 

  1. 頭痛の種類
  2. ツボって?
  3. 頭痛におすすめのツボ
  4. まとめ

頭痛の種類

頭痛は大きく分けて3種類あります。

緊張性頭痛

締め付けられるような痛み

目の使い過ぎや長時間の同じ姿勢をすることによって

頭周囲の筋肉が緊張状態となり血の巡りが悪くなることで起こります。

肩や首(後頭部)のコリがある人に多い傾向があります。

偏頭痛

脈を打つような痛み

血管が拡がる(拡張する)ことで起こると考えられます。

ギザギザした光が視界に現れる症状(閃輝暗点)や

吐き気を伴うことがあります。

また梅雨や台風など気圧の変化時や生理前などに起こりやすい傾向にあり

そのため女性に多いと言われています。

群発性頭痛

目の奥がズキズキするような激しい痛み

片側のみに起こる症状で深夜に多いと言われています。

年中通して起こるわけではなく、ある周期(群発期)に

1日に何度も繰り返します。(同じ時刻に起こる傾向)

 

 

みなさんの頭痛はどれにあてはまりましたか?

今回はその中でもコリに関係する緊張性頭痛についてお話していきます。

ツボって?

東洋医学の考えで、身体は以下の3つから構成されていると言われています

・気(エネルギー)

・血(血液)

・水(血液以外の水分)

これらが互いに作用することで身体のバランスが保たれています。

その中でも気・血の通り道は「経絡(けいらく)」と呼ばれ、

経絡上に、「経穴(けいけつ)」と呼ばれるポイントがあります。

一般的に経穴のことを「ツボ」といいます。

ツボの数はWHO(世界保健機構)に認められているだけでも全身に361穴あります。

 

ツボは自律神経と深い関わりがあり

筋肉を緩めるだけでなく内臓機能などにもアプローチすることができます。

頭痛におすすめのツボ

後頭部の筋肉が固くなることで頭に流れる

血流量が減り頭痛が起きてしまうことがあります。

そうした肩・首のコリにおすすめのツボを3つ紹介していきます。

 

風池

場所

胸鎖乳突筋(耳裏から首の前にかけて斜めにはしる筋肉)と

僧帽筋(首の後ろの盛り上がっている筋肉)の間の凹んだ所

 

取り方

後頭部の太い筋肉上の髪の生え際あたりに

指をあてて耳の方へ外側に撫でていくと

凹んでいる場所があります。そこが風池です。

 

効果

首・肩のコリ、眼精疲労など

 

天柱

場所

頭半棘筋膨隆部の外側の縁

 

取り方

風池(ふうち)より約1本分下にあり

後頭部の1番太い筋肉を触ってもらい

外側の縁の場所。 そこが天柱です。

 

効果

首・肩のコリ、頭の重だるさ、眼精疲労など

肩井

場所

第7頸椎(下を向いたときに出っ張る骨)と

肩峰外端(肩の端にある触れる骨)の真ん中の所

 

取り方

肩の筋肉を触ってもらい、乳頭(乳首)のラインを

真上に上がってちょうど交わる場所。 そこが肩井です。

 

効果

首・肩のコリ、寝違えなど

まとめ

いかがでしたか?

今回、頭痛を中心としたツボの紹介をしました。

いま、頭痛がある方はもちろん

ない方でも予防策としておすすめです!

また肩や首のコリが気になる場合にも効果的なので

是非試してみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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