ストレートネックと内臓が関係している!?

以前お伝えしたのですが、“ストレートネックとは?” “どんな状態か?”ということですが、簡単に言うと身体を横から眺めた時に猫背で背中が丸くなり、頭の位置が前方に突出した状態を指します。

この体勢になると、首がまっすぐに伸びてしまいます。本来の首の骨(頚椎)の並びは、弓のように後方に反り返っています。これが、まっすぐな並びになっている状態をストレートネックと言います。‎

真っ直ぐになると何が悪いの?

そもそも、ストレートネックの何が悪いのでしょう?実は、首がまっすぐになることよりも、その結果として、頭の位置が前方に出てしまうことが問題なのです。

本来であれば、身体の「真上」に頭が載っていますが、ストレートネックでは身体より前に頭がついているので、頭の重さを支えるのが大変になります。このため、肩や首の筋肉が過剰に働いて、痛くなってしまったり首こり、肩こりを引き起こしてしまうのです。

ではなぜ?頭の位置が前方にでてしまうのでしょうか?

 

 

 

ストレートネックと内臓の関係性

日々何気なく食べている、ジャンクフードやチョコレート等の甘いモノなど普段の食生活の乱れで、内臓に負担をかけてしまい疲労させてしまうと、身体は反射的に内臓に血液を集めようと「猫背」になってしまい、頭の位置が前方にでてしまいます。更に、食生活の乱れが、内臓をコントロールしている「自律神経のバランス」を乱してしまうことで、様々な症状も引き起こしてしまいます。

「自律神経」とは、身体が緊張状態の時に優位に働く交感神経とリラックス状態の時に優位に働く副交感神経から成り立っています。 自律神経系は、血管や内臓、呼吸などをコントロールする重要な役割を担っているため自律神経のバランスが崩れると頭痛、めまい、耳なり、不眠、肩こりなど様々な身体の不調が引き起こされます。

実はこの自律神経のバランスが乱れることで、内臓の働きが低下してしまい、特に胃と首の筋肉は密接な関係があるので、胃の不調が起こると、関連して首の筋肉も固くなり、結果ストレートネックを引き起こしやすくなってしまいます。

まとめ

いかがでしたか?

実はストレートネックを引き起こす原因は首ではなく、「自律神経バランス」の乱れと言う事にピンとくる人は少ないかもしれません。

しかし、当院に来られている方のお身体の状態を診ていくと「自律神経」が関係しており、そこから引き起こされ結果的にストレートネックになっている方ばかりです。

この記事を読んで少しでも、ストレートネックによる症状でお悩みの方への解決策の一つになればと思います。