みなさんはカラダは疲れているのに、寝ようと思っていても、
なぜか眠りにつきにくいといったご経験はありませんか?
それって、もしかして不眠症ではありませんか?
そもそも、不眠症というのは、どういった状態なのか…
大きく分けると2つになります。
入眠障害型と睡眠維持障害型です。
①入眠障害型
寝つきが悪く、疲れていても眠たくならないことが多い
②睡眠維持障害型
中途覚醒→眠ってもすぐに目を覚ます 早朝覚醒→朝早く目が覚めてしまい、その後眠れない 熟睡障害→長い時間寝ても寝た気がしない
こういった状態が続くと、日中の眠気、注意力の散漫、疲れやすさを引き起こします。
睡眠は、カラダを回復させるためには無くてはならないものです。
睡眠のリズムが崩れてしまうと、疲れが抜けないだけでなく、様々な症状を引き起こす要因になるのです。
では、なぜこのような症状を引き起こしてしまうのでしょうか?
不眠の原因は、、、日常生活に潜んでいる!!
不眠の要因に挙げられるのは、ほとんどが日常での事柄です! 当院にこられている不眠症の患者さんに多い要因は・・・
①体内時計(生活リズム)の乱れによる要因
体内時計とは何か?
体内時計とは、意識しなくとも1日周期でリズムを刻むカラダの機能です
この機能があるので、人は日中は活動状態になり、夜間は休息状態に切り替わります
体内時計は、カラダ中の臓器一つ一つに存在し、乱れてしまうと、
血圧やホルモンバランスなどの影響を与えてしまいます。
しかし、近年では過度な残業や夜勤の増加などのオーバーワークや朝と夜が逆転してしまっている生活習慣が多くみられます。こんな生活を送っていれば体内時計もパニックを起こしてしまい乱れてしまうのです。
②不安やストレスなどのメンタル的な要因
ストレスによる不眠には特に自律神経への負担が深く関わっています。
自律神経神経には、カラダを活発に動かす交感神経とリラックス効果を与える副交感神経に分類されます。過度なストレスが加わるとカラダは交感神経が優位となって、
ストレスに対抗しようとします。この状態が続くと、本来休まないといけない時に休めなくなり、睡眠の質が大きく乱れてしまいます。
③生活習慣の要因
不眠症を起こしやすい方の生活習慣の中には、
アルコールやカフェイン、たばこなどを嗜好品として好む方がみられます。
よく寝つきが悪いからといってお酒を飲んでから寝る人がいますが、
これは眠れるようになったわけではなく、アルコールにより脳の働きが低下し、
カラダを活発に動かす交感神経の活動が抑制されることによって眠くなります。
ですので、リラックスを促す副交感神経が活性化されて起こる睡眠ではないので、
本来のリラックスとは別物で睡眠の質、深さもかなり悪いといえます。
カフェインやタバコは脳の覚醒作用があるため、眠気を起こす睡眠物質が持つ、
神経を落ち着かせる働きを阻害するので、眠気が覚めます。
気づいていないだけで、あなたも不眠症かも!?
◾️日常でこんなことありませんか?
・以前より寝付くのに時間がかかるようになった
・日中眠くて仕方がない
・朝起きても疲れがとれていない
・少しの物音で起きてしまう
・いつも起きる時間よりも早く目覚めてしまう ・ケータイなどを見ていないと眠りにつけない ・いつもアラームよりも早く目が覚めてしまう ・何時間寝ても寝たりない ・休みの日になるといつまでも寝ていられる
いかがでしょうか?いくつ当てはまりましたか?? 1つでも該当した方は、もしかすると不眠傾向にあるかもしれません。 もちろん当てはまるからといって、かならずしも不眠というわけではありませんが、 現在、日本では20~30歳代にかけて加齢とともに不眠を感じだしたという方が、急増しており、現在では約5人に1人が、不眠の症状に悩まされているというほど不眠症は、身近な症状となっているのです。
では、多くの方が悩む不眠症を改善させるために何を気をつけるべきでしょうか?
まずは、できることから始める睡眠対策!
日頃の習慣で不眠症を予防するために
1日の生活リズムを整えるために大切なことは、『できることから1つずつ』です!
朝から夜寝るまでの生活リズムを整えましょう!
体に正しいリズムを教えてあげることが不眠を改善、予防する第一歩です。
とはいっても、今の生活習慣をすぐに良い習慣にできれば苦労はしません。
ですので、できることからチャレンジしましょう!
例えば、
①朝、目が覚めたら朝日を浴びる
②晩御飯から就寝までの時間を2〜3時間あける
③毎食後に飲んでいるコーヒーを夜は我慢する
④毎日の晩酌を週2〜3にする
⑤時間があいたら吸っていた、たばこの本数を減らす
⑥目が疲れるので家ではパソコンやケータイの使用を控える
⑦夜に激しい運動は控える
⑧休みの日は寝てばかりいるのではなく、いつもどおり起床する
⑨1日の食事の時間帯を決まった時間にする
⑩スナック菓子や甘いものなどの間食を減らす
いかがでしょうか…いきなり10を0にすることは難しいことかもしれませんが、今の生活習慣が体に負担になっているということを理解し、少しずつ変えてあげるだけでも、今の症状が改善するキッカケになります!今挙げた①~⑩のポイントは不眠において気を付ける生活習慣のほんの一部に過ぎません!それだけ、日常に潜むカラダへのストレスは膨大なんです!
当院では、そんな日常生活のストレスに気づいていただくために様々なアドバイスと、 カラダが良くなるキッカケづくりを整体を通して行っております。睡眠でお悩みの方は是非当院にご相談ください!