キーンと鳴る耳鳴り!その引き金となる原因は○○だった!

突然キーンと耳鳴りが起こり、ドキッとすることはありませんか?                      耳鳴りで悩んでいる人は多く、10人に1人は様々な耳鳴りの症状で悩んでいると言われています。そこで耳鳴りでも特に多いキーンと鳴る症状について原因は何なのか、また、改善方法についてお伝えします。

キーンと鳴る耳鳴りの原因とは!?

日常生活の中などで突然耳の中でキーンと音がする耳鳴りはとても不快です。しかも自分にしか聞こえていないので、周りの人に言ってもわかってもらえないため、もしかして自分の身体に何か異常が起きているのではないかと不安になりますよね。

まず、最初にお伝えしたい事は、耳鳴りが起きるのは自分の身体に何かしらの、原因があって耳鳴りが起こると考えます。キーンという高い音が聞こえ耳鳴りの引き金となる原因は「自律神経の乱れ」が考えられます。

 

では自律神経とはそもそも私たちの身体にどのような働きをしてくれているのでしょうか?まず、自律神経は、正反対のはたらきをする2つの神経から成り立っています。  それは交感神経副交感神経です。

交感神経とは:主に日中の活動中、緊張した時、ストレスを感じた時にはたらく

副交感神経とは:主に内蔵の働きや睡眠中。休息中、リラックスした時にはたらく

このストレス(交感神経優位)とリラックス(副交感神経優位)のバランスがとれていれば=自律神経のバランスが保たれていることで健康でいられます。また、耳鳴りに限らず、身体の不調を感じることはほとんどないと考えます。

 

しかし、近年ストレス社会の中で生活している事で交感神経優位の状態に自律神経が乱れてしまうと、耳の中を流れている血管を細めてしまうことがあります。血管が細くなると、血流が悪くなり耳鳴りがしてしまいます。

また、耳の中には、リンパ液で満たされている内耳と呼ばれるところがあります。自律神経が乱れることで、内耳へのリンパ液の流れも滞ることでむくんでしまいます。このことも、耳鳴りの要因の一つとなっています。

耳鳴りの症状

自律神経の乱れが原因で起こる耳鳴り。その具体的な症状は・・・

・「キーン」と音が聞こえる

・音が聞こえにくく感じる

・耳にものが詰まっているような「耳閉感」を感じる

・めまい、頭痛などの症状もあらわれる

耳鳴りだけでなく、耳鳴り以外の症状もあらわれるのが、自律神経の乱れが原因で起こる耳鳴りの特徴です。

耳鳴りの改善方法とは!?

自律神経の乱れからくる耳鳴りのほとんどの原因は、耳そのものにはないと考えられます。その原因がストレスです。一言でストレスと言っても環境の変化や人間関係など人それぞれです。

ですが根本的な改善方法は、ストレスを減らすことです。しかし、急に環境を変えたり、人間関係を変えたりと簡単にできることではないですよね。そこで、日常生活の中で簡単にできる自律神経を整える改善法を2つお伝えします。

1水分をしっかりとる

胃や腸を刺激する事で、自律神経を整えるために効果的な方法です。ただ水分といっても、身体を温めるものがおすすめです。お白湯、生姜湯、紅茶、ウーロン茶など身体を温める飲み物を飲むように心がけましょう。まずは朝晩コップ1杯ずつ少し熱めの温度で飲むようにしてみて下さい。

2お風呂でリラックス

お風呂の時間は、身体をリラックスさせ血流の流れもよくなり、自律神経の乱れを改善させるには効果的です。できるだけ38~40度くらいの、ぬるめの温度で15分ぐらいの入浴時間が効果的です。

もちろんこの温度や時間は目安です。ご自身が「気持ちいい~」と感じる温度と時間にしましょう。ちなみにお風呂に入るのは、「食後1時間以上たった時」で「寝る1時間くらい前にお風呂から出る」というのが効果的と言われています。

まとめ

いかがでしたか?

耳鳴りは、病院で検査しても異常がなかったり、一時的に耳鳴りが改善しても繰り返してしまい一人で悩んでいる方が多いです。耳鳴りを改善させるポイントは自律神経と上手に付き合う事です。

そのために、改善方法を少しずつ取り組み継続させることが大切です。少しでも耳鳴りで悩まれている方のお力になれば幸いです。