不快な耳鳴りの原因は!? 止まらない時に実践してほしい3つの改善方法

耳鳴りの経験は、 誰もが一度は経験があるのではないでしょうか?

耳鳴りに悩む人はとても多いものですが、実際、外からでは状況が分からないため、その大きさや苦しみが理解されないのもツライですよね。

耳鳴りが一時的でなく継続的に続くと、何をするにも集中できず日常生活に支障をきたしてしまいます。また「他人にわかってもらえないこと」も辛さの1つです。

今回はそんな耳鳴りにお悩みの方に少しでも役立つ情報をお伝えしていきます。

耳鳴りの原因とは?

耳鳴りには複数の原因が考えられます。

気圧の変動、睡眠不足、ストレスなど環境の変化や生活習慣が乱れると身体に負担がかかり、疲労が蓄積していきます。疲労が蓄積することで「自律神経」が乱れます。この自律神経の乱れが、耳鳴りを引き起こしてしまう最大の原因とされています。

自律神経は、身体の体温・血圧・睡眠などの調整だけでなく、呼吸や内臓の働きなど人間が生きていくためには絶対に欠かせない大切な神経です。

その神経の乱れから、特に耳鳴りを引き起こしてしまう要因があります。それは自律神経の働きの一つに体内の体液循環の調整があります。(体液には「血液・リンパ液・脳脊髄液」の3つの液があります)

その働きが乱れると体液の流れが悪くなり、全身へスムーズに循環しなくなります。そうなると耳の音を感じ取る器官(内耳)への循環が低下してしまい結果的に、内耳の働きに悪い影響をあたえ、耳鳴りを引き起こしてしまうと考えます。

この内耳は身体のバランスを保つ役割にも関係しているため、耳鳴りだけでなく“めまい”にも深く関係しています。

自律神経が整い体内の体液循環がスムーズにいかなければ耳鳴り・めまいの改善は難しいと考えます。

 

耳鳴りの種類

一言で耳鳴りと言っても、大きく分けて3つの種類があります。

①「キーン」という高い耳鳴り

加齢とともに耳の機能が衰えてくると聞こえやすい耳鳴りです。

ストレスや睡眠不足など疲労の蓄積でよく起こる耳鳴りです。

②「ジー」という蝉の鳴くような耳鳴り

突然耳の聞こえが悪くなる突発性難聴という状況で起こりやすい耳鳴りです。

③「ボー」という低い音の耳鳴り

めまいを伴うメニエール病などで起こりやすい耳鳴りです。

メニエール病とは、めまい・難聴・耳鳴り・耳閉感などの症状が起こります。

以上3つの耳鳴りの聞こえ方は違いますが、どれも「自律神経の乱れ」と深く関係していると考えます。

 

不快な耳鳴り”3つの改善方法”

①水分を摂取する

体内の循環が悪くなっている原因に水分量が足りなくなっていることがあげられます。身体全体の60%~70%は水(体液)でできているので水分不足になると、体内を循環する水の流れが悪くなり十分に耳への供給が滞ります。水の流れをスムーズにさせることが大切です。

オススメはお白湯です。冷たい飲み物より温かい飲み物の方が身体の循環が良くなります。

まずは、朝・夜とコップ1杯、50~60度ぐらいの温度を目安に飲んでみてください。

②ビタミンB12が多く含まれる食品

ビタミンB12は、血管を強くし、血液をサラサラにするので、しっかり摂ることで血液の流れが改善されます。 耳への体液の流れが良くなることで、耳鳴りの改善も期待できます。 多く含まれる食品としては、牡蠣やシジミなどの貝類、サンマやいわしなどの青魚、また牛・豚・鳥のレバーにも多く含まれています。

③ゆっくりと入浴する

人はたくさん汗をかくと、その分代謝の働きがよくなります。

入浴をする事で存分に汗をかく事ができ、また汗をかくことで気分もリフレッシュできます。できるだけ38~40度くらいの、ぬるめの温度で15分ぐらいの入浴時間が効果的です。

寝る1時間前までに入浴すると心身共にリラックスでき、自律神経が整い睡眠の質も高まります。

まとめ

いかがでしたか?

耳鳴りの多くは「自律神経」と深く関係しています。

まずは、自分自身できる改善方法からチャレンジしてみてください。

耳鳴りでお悩みの方に少しでもお役に立ち、毎日を快適に過ごせるように願っています。