生理痛のはじまりは子宮内膜?

こんにちは!!ひろ接骨院 高槻院です(^^)/

 

芸人の麒麟・川島明さんの声が子宮に響く声と話題になっていましたが

今日はそんな子宮の子宮内膜について解説していきます。

 

この子宮内膜を知ることが生理痛などを改善するきっかけになりますので

最後までお読みいただければと思います。

そもそも子宮とは?

子宮とは子宮内膜に着床した受精卵を発育させる器官で

子宮の外での生きることが可能な段階まで胎児を守る臓器です。

 

 

女性の子宮はほぼ鶏の卵くらいの大きさで全長約7㎝、重さは60~70g、多くは前にお辞儀をした状態で傾いています。

 

大きく子宮体部(子宮体)と子宮頚部(子宮頚)の2つに分けることができます。

子宮は膜で覆われている?

子宮は他の腹腔内臓器と同様に腹膜で覆われており、子宮体部を覆う腹膜を子宮漿膜(外膜)、子宮体側部から骨盤壁へかけて覆う腹膜を子宮広間膜といいます。

 

腹腔内臓器とは?

 

肝臓・胆嚢、脾臓、胃、小腸(空腸、回腸、十二指腸の一部)、盲腸・虫垂、横行結腸、S状結腸、子宮、卵巣など

内臓って宙に浮いているの?

内臓って宙に浮いているのですよね?という質問が多いのですが、子宮を含め全て膜にぶら下がっている状態にあります。そして子宮の場合は靭帯や筋肉に支えられていますので、身体の歪みや膜の引きつりや内臓疲労など、様々な要因によって子宮の問題が発生してきます。

 

子宮への血液供給は、主として内腸骨動脈から枝分かれした子宮動脈から栄養されます。

血管を収縮・弛緩させるのは自律神経になりますので、もしも自律神経が乱れてしまうと子宮への栄養供給が乱れてしまい、子宮内膜の産生や子宮筋を活動させ、子宮内膜を振るい落とすことができなくなってしまい、子宮内膜症なども引き起こしてしまいます。

生理痛のきっかけは子宮内膜?

生理痛の始まりは子宮内膜が剥がれ落ちることから始まります。

子宮内膜が剥がれ落ちる際に、プロスタグランジンという発痛物質が合成され、子宮筋の収縮や子宮の血流低下による虚血が下腹部痛や腹痛となって生理痛として現れます。

またプロスタグランジンが体中を巡ると、悪心、頭痛、易疲労感などの全身症状が現れます。

そんな子宮内膜ってどうやって作られるの?

そんな子宮内膜は子宮筋層に接する基底層と機能層に分けられます。

機能層は月経周期に伴って周期的に変化を示しますが、基底層は月経の影響を受けない。

 

というのは基底層がしっかり栄養されていないと機能層の粘膜は機能しなくなるということです。この土台をしっかり作るにはブドウ糖、タンパク質、ビタミンA、ビタミンCが必要となります。子宮内膜を作るためにしっかり食事で栄養を摂取して、生理痛対策をしてみましょう!

まとめ

子宮内膜は受精卵が着床するふかふかのベッドです。

身体全体の栄養状態、又は自律神経の乱れによる血流障害により、ボロボロのベッドだと剥がれ落ちにくくなり生理痛が発症しやすくなります。

 

当院のブログにある自律神経を調整するセルフケアを実践したり、食事で補える栄養をしっかり取って生理痛を克服しましょう!症状がなかなか取れきれない方は当院にて、一人一人にあった施術とセルフケアをご提案させていただきます。

 

自律神経が原因かもと悩みが解決するまでその他の記事もお読み下さい。

きっとお役に立てるはずです(^_-)-☆

 

『ひろ接骨院 高槻院』 〒569-0007 大阪府高槻市神内2-28-9 TEL/FAX 072-668-3321 MAIL hirogons_2012@yahoo.co.jp

 

参考文献

病気がみえる vol9 婦人科・乳腺外科(2016)医療情報科学研究所 編

P3~9,27