1排卵と生理の仕組み
2生理痛・生理不順の原因は?
3効果的なツボ
4まとめ
女性の多くは生理痛・生理不順に悩んだことがあると思います。
初潮から閉経までおよそ35~40年と生理と向き合っていかないといけません。
今回は排卵・生理のしくみと原因について話していきます。
排卵と生理のしくみ
排卵や生理は脳と卵巣で起こっています。
脳には指示を出す視床下部とホルモンを出す下垂体が、
卵巣はホルモンを受け作業を行い報告をします。
仕組みとしては以下の通りです。
①脳にある視床下部が命令し脳下垂体から卵胞に連絡。
②卵胞にエストロゲンとよばれるホルモンが分泌し子宮内の膜が増える。
③脳が黄体形成ホルモンを放出し卵胞から卵子が出てくる。
④卵胞にプロゲステロンとよばれるホルモンが分泌し子宮内の膜が分厚くなる。
⑤分厚くなった膜に卵子が着くと妊娠。
*プロゲステロンの分泌が終わると子宮内の膜が剥がれ、血液と排出。
→いわゆる生理のこと。
生理痛・生理不順の原因は?
先ほど話したように生理はホルモンや脳からの信号(神経)が大きく関わっています。
脳が疲れて信号が十分に出せなくなったり、
ホルモンの分泌が悪いと周期が乱れたりします。
そのほかにも原因があるのでいくつか紹介します。
1臓器からの影響
子宮は前に膀胱、後ろには直腸と挟まれています。
そのため尿や便が溜まったりすることでストレスを受け、位置が変わります。
また胃や腸など内臓の機能が落ちることで上から圧迫を受けます。
圧迫を受け位置が変わることで正常に機能が働かなくなるのです。
2血液循環からの影響
卵巣につながる血管はおなかの中心にある大動脈と下大静脈です。
猫背のように背中が丸まると血管は圧迫を受け、
またおなかが冷えることでも血管が縮まり血液循環が不良となります。
血液が足りなくなると栄養できなくなり機能が落ちてしまいます。
3骨格からの影響
子宮を固定する靭帯や包み込んでいる膜は
骨盤に付いているため骨盤の歪みが大きくある場合
定位置からずれてしまいます。
また骨盤の歪みが原因で血液循環不良や排尿不良を起こし
生理の時に痛むことがあります。
4ストレスからの影響
ストレスを受けると脳にある視床下部で反応し、どう対処するのかを決めています。
ストレスが多い場合、適切な指示を出せなくなり生理が遅れたりします。
また肝臓はストレスの影響をとても受けやすい臓器です。
肝臓は性ホルモンを処理する役割を持っています。
ストレスによって肝臓の機能が落ちることで
性ホルモンの処理ができなくなり生理痛がひどくなったりします。
効果的なツボ
生理痛・生理不順には子宮だけアプローチするのではなく
卵巣や脳、神経、血液、内臓、骨格筋、ストレスという
広い目線で見ていかないと問題は改善できません。
これらに共通して言えるのが自律神経が関わっているということです。
その自律神経を整えるためにツボを使っていきます。
ツボの中でも生理痛・生理不順に効果的なツボを紹介していきます。
指で押すだけでも効果があるので是非試してみてください。
血海
血海(けっかい)は文字通り「血」に関係するツボです。
押すことにより血の滞りや血行不良に効果的です。
三陰交
三陰交(さんいんこう)は肝臓、腎臓、脾臓に関係する
経絡(ツボの道)が交わっているため
泌尿器疾患(膀胱炎、夜尿症)、胃腸疾患(食欲不振、消化不良、胃炎)、
冷えにも効果的です。
押す際は少し強めにすると尚効果的です。
まとめ
生理は内臓の影響や精神的なストレスの結果として
身体の状態と大きく関係しています。
生理は遅れて当たり前、痛くて当たり前ではありません。
仕組み、原因をちゃんと理解して生理と
長く向き合っていきましょう!
最後に
いかがでしたか?
当院では、自律神経を乱す根本原因を検査で見つけ出し、施術を行います。
婦人科疾患も自律神経が乱れると起こる症状の1つです。
何年も生理痛、生理不順に悩まされている方、
原因がわからないなどお困りの方は、
全力でサポートさせて頂きますので、どうぞお気軽にご相談ください。
最後までお読み頂きありがとうございました。
原因不明の痛み・不調を自律神経を整え改善する専門整体
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