こんにちは。ひろ接骨院 高槻院です。
朝起きると身体が重く、頭も痛い、いつも起きている時間に起き上がることができない。子どもは身体に起こっている症状を理解できず、不安に駆られています。
「きっきも起こしたのに、いつまで寝ているの!怠けているの!?」と親は怒り出します。子どもはつらい身体で必死に頑張っているのに、周りからは理解されず怒られてばかり。これでは症状が悪化する一方です。
起立性調節障害には周りの理解が必要です。
夜更かしも朝寝坊もしてしまう理由があり、身体の不調からくるものだと認識しなければなりません。その理由は起立性調節障害の診断基準のブログをご覧下さい。
その他の記事はこちら。
病気を前向きに捉える
もしも子どものことが心配になり、どこで診断してもらおうか迷った時は小児科へ行くことが一般的です。症状を話し、心電図や血圧を測り判断します。
病院での検査結果でわかること
・血圧や心拍数の不調を検査することができる。
午前中に検査では血圧が低いことが多く、立ち上がってしばらくは心拍数が上がって症状が現れる。
夕方から夜は安定している時間が多く、体調は改善される。
このように体に症状が理解できるようになると、不安が解消されていきます
不調の原因を理解する
起立性調節障害は思春期のホルモンバランスの乱れやストレスが原因で自律神経のバランスが崩れてしまうことが原因です。不調が起こる原因が分かると、症状が起こらないように対策がとりやすくなります。
治療について
・時間はかかるが良くなる
・できることから少しずつ始める
自律神経のバランスが崩れると、イライラしやすくなったり、元気が湧かないような精神的にも乱れやすくなります。そんな時に周りの人の支えや理解があると軽度の場合、特別な治療をしなくても少しずつ良くなります。
中等症以上だと、薬を使用してもなかなか改善しないことが多いようです。
起立性調節障害の治療は気長に少しずつ周りの人間でサポートしていくことが大切です。
起立性調節障害の重症度の評価表
重症度 | 軽症 | 中等症 | 重度 |
起立直後性低血圧(INOH) | 軽症型(血圧が回復する型) | 重症型(起立後3~10分の収縮期血圧の低下が15%以上か20mmHg以上) | |
体位性頻脈症候群(POTS) | 起立時心拍数が115/分以上、または心拍数増加が35/分以上 | 起立時心拍数が125/分以上、または心拍数増加が45/分以上 | |
神経調節性失神:血管迷走性反射性失神(NMS) | INHO、またはPOTSを伴わない | INOHまたはPOTSを伴う | |
遷延性起立性低血圧 | 起立直後の血圧心拍は正常であるが、起立3~10分を経過して収縮期血圧が臥位時の15%以上、または20mmhg以上低下する。重賞度を測定できる基準はまだない。 | ||
症状や日常生活状況 | ときに症状があるが、日常生活や学校生活への影響は少ない | 午前中に症状が強く、しばしば日常生活に支障があり、週に1~2回遅刻や欠席が見られる |
強い症状のため、ほとんど毎日日常生活や学校生活に支障をきたす |
中等症以上になると、周りの理解はもちろん、自律神経が正常に機能するようにきっかけ作りをしていかなければなりません。日常生活の中でどのように過ごすと、元の生活に戻れるのか、個人個人にあったケア方法を見つけていくことが必要になります。
当院は自律神経を乱す根本原因に対してアプローチを行いますので、正常に自律神経が機能するようになっていきます。
朝起きられない、頭が重い、薬を飲んでいるがだんだん症状が悪化してきている。もしもこのような起立性調節障害でお悩みの方は、当院に御電話ください。
最後までお読み頂きありがとうございました。
原因不明の痛み・不調を自律神経を整え改善する専門整体
『ひろ接骨院 高槻院』
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