内臓機能低下によって起こるアトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎は一般的な治療として以下のような方法があげられます。

・ステロイドなどの塗り薬

・保湿などのスキンケア

・食事・サプリなどの栄養面

これらを実際に試したが良くならなかったという方はいませんか?

実は根本的なところにアプローチできていなかったからなんです。

今回は整体的観点からアトピーについてお話していきます。

主な症状

アトピー性皮膚炎…文字通り、皮膚に起こる炎症のことで

赤みや痒み、掻くことによる浸出液(ジュクジュク)などが目に見える症状が出ます。

しかしアトピーは皮膚が本当の原因ではありません。

もちろん皮膚の乾燥や掻くことによる傷などによって

バリア機能の低下が症状を悪化させる要因になりますが根本的なところではありません。

根本的な要因は内臓にあるんです!

内臓のある働きが関与している?

「皮膚に症状が出ているのに内臓?」と思った方はいませんか?

実は内臓の2つの働きが大きく関わっているのです。

 

➀解毒・排泄機能

解毒・排泄機能とは身体の中にある毒素を肝臓・腎臓などで分解し

腸では便や尿として体外へ出そうとする働きのことです。

アトピーの方に多い

・便秘

・尿量が少ない

・汗をあまりかかない

・呼吸が浅い

これらの特徴はしっかり毒素を分解できずに

排泄器官から出すことができないことによって起こるのです。

 

ここでいう「毒素」とは化学物質や老廃物

エネルギーを作るときに生まれる活性酸素などの代謝副産物のことを指します。

体外から取り入れた毒素、体内でできてしまった毒素を

肝臓が解毒してくれるのですがステロイド薬を使ってると

薬の解毒も行うため、必要以上に肝臓が弱ってしまいます。

その結果、毒素が分解しきれず体内に溜まってしまい

正しい排泄器官から出せずに皮膚から毒素を出そうとするのです。

それがアトピーの症状です!

 

➁免疫機能

腸は食べ物に含まれる栄養分を吸収する一方で細菌やウイルスからの

感染を防ぐため吸収せずに便として体外に排出する役割を果たしています。

その感染を防ぐために働くのがリンパ球と言われる免疫細胞です。

血液中を流れるリンパ球の多くが腸に集まっていることから

腸は人体最大の免疫器官ともいわれています!

主な働きとしては・・・

➀腸内に入ってきたものを免疫細胞が認識

➁免疫細胞が腸内に入ってきたものの無害、有害を判断する

➂無害なものは受け入れ、有害な場合は免疫細胞が攻撃する

 

この腸の働きが異常をきたし、免疫機能のバランスが崩れると

免疫に関わるリンパ球が必要以上に増え、免疫力が過敏になってしまいます。

そのため乾燥やほこり・花粉などちょっとした皮膚の刺激でも

過剰に反応し痒みを引き起こしたり

食べ物にもアレルギー反応が出たりします。

まとめ

アトピーによっておこる皮膚のトラブルは

皮膚に要因があるのではなく、内臓機能が落ちて

毒素が出し切れない分、皮膚から出そうとする反応なのです。

この状態でステロイドなど塗り薬を使うと

皮膚はきれいになり、痒みも収まりますが毒素は溜まったままです。

その結果、身体は毒素を出そうとさらに症状を悪化させてしまいます。

 

そうした中で当院では内臓を調整し機能を高めていきます。

機能が高まることで解毒・排泄・免疫の働きを正常化させます。

今までいろいろ試してきたけど

良くなかった人、根本的にアトピーを良くしていきたい人は

是非一度、ご相談ください。

最後に

いかがでしたか?

当院では、自律神経を乱す根本原因を検査で見つけ出し、施術を行います。

今回お話したアトピーは自律神経が乱れる原因の1つです。

自律神経症状に悩まされている方、原因がわからないなどお困りの方は、

全力でサポートさせて頂きますので、どうぞお気軽にご相談ください。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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