アトピー性皮膚炎は内臓の働きが関係していた?

  • 肌が気になり、人前に出たくない 
  • 痒みを我慢できず、無意識にひっかいてしまう
  • ステロイドを手放せない
  • 塗り薬や漢方薬、食事療法を試みているが大きな変化はない

上記の項目はアトピー性皮膚炎で悩まされる方に多い経験だと思います。

 

しかし病名にもあるように皮膚の炎症を伴いますが

アトピーって皮膚が本当の原因ではないの知っていますか?

タイトルにもあるようアトピーの

キーワードは「内臓」です!!

 

今回はそのアトピー性皮膚炎についてお話していきます。

  1. アトピー性皮膚炎とは?
  2. 皮膚が本当の要因ではない!
  3. アトピーに重要な内臓の働きについて
  4. 内臓と自律神経の関係性
  5. 当院では

アトピー性皮膚炎とは?

公益社団法人日本皮膚科学会によるとアトピー性皮膚炎は,

「増悪と軽快を繰り返す瘙痒の ある湿疹を主病変とする疾患」

と定義されています。

 

皮膚のバリア機能が下がってしまうことにより

免疫が過剰に反応し、汗やホコリ・紫外線などが誘発要因となって

痒みや浸出液など皮膚のトラブルをきたします。

 

皮膚が本当の要因ではない!

先ほどお話したようにアトピーは

痒みやジュクジュクした浸出液がでてくる皮膚の症状(炎症反応)です。

その一般的な施術法としてステロイドを用いた薬物療法があります。

ステロイドを使うことによって皮膚の炎症を抑えるので

一時的に痒みが引いてくれます。

しかしそれは対処療法でしかありません。

大事なのは「なぜ皮膚が炎症を起こすのか?」なのです。

 

アトピーに重要な内臓の働きについて

始めにもお話ししたように

カギとなるのは「内臓」です!

 

食べ物の消化・吸収という働きもありますが

ここでの内臓の重要な働きは「解毒」「排毒」になります。

 

①解毒作用

食べ物に含まれる食品添加物や薬、花粉など外から入ってくるものや

活性酸素などの体内でできる代謝産物など

身体にとって有害なものを無毒化する働きをいいます。

主に肝臓が担っています。

 

②排毒作用

肝臓で無毒化したものを体外に出す働きをいいます。

体外に出す方法として以下のようなものがあります。

 

排泄

無毒化した不要物を濾して便や尿として体外に排出します。

主に腎臓(尿)、大腸(便)が担っています。

 

アトピーの方で便秘の方が多いのも

この排泄機能が落ちていることが関係します。

皮膚

排泄はイメージしやすいと思いますが

皮膚も排毒に大きく関係しています。

 

代表的なものでいうと「汗」や「吹き出物」、「湿疹」などがあげられます。

 

 

「排毒」の大半は

解毒、排泄を行う内臓が担っています。

 

しかし内臓機能が落ちてしまうことで

解毒できなかったり、処理の量が限度を超えてしまうと

皮膚から毒素を出そうと皮膚に赤みや痒みなどの炎症反応が起こるのです。

それがアトピー性皮膚炎で悩まされる皮膚トラブルの要因なのです。

 

ここでステロイドを使うと

皮膚から体外へ出そうとする反応を無理やり抑え込んでしまうので

体内に溜まってしまい、余計に免疫が過剰反応を起こしてしまいます。

 

アトピー性皮膚炎で大事なのは皮膚の炎症を抑えるのではなく

皮膚に過剰にでてしまう要因である内臓機能を高めることです。

内臓と自律神経の関係性

ではなぜ内臓機能が落ちてしまっているのか?

それには「自律神経」が関係してきます。

 

「自律神経」は以下の2つに分けることができます。

・仕事や運動など活動時に働く交感神経

・睡眠や食事など休息時に働く副交感神経

これらは遊具でいう‘‘シーソー”のような関係で

お互いバランスを取りあっています。

 

何らかのきっかけでこのバランスが乱れてしまうことで

自律神経がコントロールしている

内臓機能や血流の働きが正常に行えなくなります。

 

そうなると内臓の「排毒」の働きや

各器官を栄養する血流の循環が悪くなることで

皮膚から毒素を出さざるを得なくなり

皮膚の修復機能の落ちてしまうのです。

 

 

 

当院では

上記のことを踏まえ、当院では

自律神経が乱れる要因を検査を通して見つけ出し

内臓調整や頭蓋調整などを行うことによって

自律神経から整え、アトピーに大事な「排毒」機能を高めていきます。

 

薬や漢方、食事療法など様々な方法を試したが

あまり変化を感じられなかった方も来院されています。

もしご興味がある方は是非一度ご相談ください。

 

その際はしっかりサポートさせていただきます。

最後までお読みいただきありがとうございました。