身体に必要な水分摂取を!

身体に必要な水分量とは

よく一日〇リットルは水を飲んだ方がいい!という情報が流れています。

実は、これ、、、間違い!では、ないですが、、この考えはおすすめできません。。

 

なぜなら、それは誰基準の目安?!だからです。

体重や代謝の違い、生活環境によっても水分は消耗され、必要量も異なります。

言ってしまえば、同じ人でも日によって必要な量は変わってしまいます。

 

〇リットル水を飲まないといけない・・・と無理矢理に飲んでいませんか?

そんなことする必要はありません!

 

◆水分の主な働き

・体温の調節

水は腸から吸収され、体液になって全身を循環します。体温が上がったとき皮膚への血液の循環を増やし、汗を出すことで熱を逃がして、体温を一定に保ってくれます。

 

・栄養などの運搬

血液は、酸素、栄養、ホルモンなどの成分を全身に運ぶ重要な役割があります。それと同時に、老廃物や過剰な物質を集めて腎臓へ送る働きもしてくれます。

 

・老廃物の排出

老廃物は血液によって運ばれます。それが腎臓で多量の水と共にろ過されて、尿として体の外へ排出されます。平均的な排尿量は健康な人で1日約1.2Lで、最低でも500mlの尿を排出しなければ、老廃物を出し切ることができないと言われています。

 

◆自分に合った水分量

代謝や運動量によって、必要な水分量は変わります。

目安でいうと、体重1kgあたり約35mlが1日に必要な水分摂取量といわれています。

つまり、体重が50㎏の人は約1.7ℓ、70㎏の人は約2.4ℓの水分が必要になるということです。しかし、この量の水を飲まないといけないというわけではありません。

なぜなら、食事にも水分は含まれるため、飲んだ水分と食事から得た水分を合わせて水分摂取量となります。

 

そして、食事から摂取できる水分量は食事量によっても異なりますが、全体の約半分くらいといわれているので、2.4ℓが1日摂取必要な方であれば1.2ℓの摂取が必要になります。