こんにちは!!
ひろ接骨院 高槻院です(^O^)
みなさん、桜は見ましたか?
今年は、雨が降り続いたこともあり、ほとんどの桜があっという間に散ってしまいました。
本当に残念ですね(>_<)
例年に比べて、雨の多い春だったような気がします。
天候が崩れる日には、身体の不調の訴えをよく耳にします。
例えば・・
「雨の日になると身体がしんどくなる」「天気が悪いと肩がこりやすい」など、
天気の変化は人の体に深く影響していると言われています。
そこで今回「天気の変化と身体の不調」について2回に分けてお伝えしていきます。
晴天や雨、曇りといった天気の変化を引き起こす要因の一つに気圧の変化があります。
第一弾は「気圧」の変化に着目してお伝えしていきます。
「気圧」と言ってもなかなかピンとこないかもしれません。
気圧には2つの種類があり、「高気圧」と「低気圧」があります。
わかりやすくお伝えすると、高気圧=晴天の日で、低気圧=雨の日を表します。
ここで、問題になってくるのは低気圧になった時が、身体に不調を及ぼすことが多いということです。
みなさんは雨が降る前後、こんな症状を感じた経験はありませんか?
・肩こり、腰痛がひどくなる
・頭痛がする
・身体がしんどい
・以前ケガをした箇所が痛む
こうした様々な身体の不調が雨の日に現れやすくなる原因をご存知でしょうか?
雨の日=低気圧がきっかけで引き起こされてしまう身体の不調のメカニズムを2つお伝えしていきます。
①低気圧が呼吸に影響する?!
天気が悪くなると何となく胸が苦しいような感覚を感じたことはないですか?
それは気圧が下がると酸素の量が減少します。
そのため、いつも通りに呼吸していても、低気圧により一時的に軽い酸素不足に陥りやすくなります。
酸素不足に陥りやすくなる結果、栄養を運ぶ力が弱り身体の循環が低下してしまい、
身体のだるさや肩こりを引き起こしやすくなってしまいます。
②低気圧が頭痛を引き起こす!?
天気の変動により体調を崩しやすい症状で多いのが「頭痛」です。
天気が崩れると急に気圧が下がる事によって、脳内の血管をおさえていた圧力が下がるため、
血管が広がりやすくなります。
脳へ供給される血液が急激に増えることで、拡張した血管が神経を圧迫し、頭痛を誘発してしまいます。
更に気圧が下がることで、関節内から外に向かう圧力が勝り、以前骨折や負傷し、
組織構造が弱くなった箇所に負担かかった結果痛みを感じます。
これが雨の降る前後に古傷が痛みだす要因です。
そこで低気圧によって身体の不調が起きた際の対処法を3つお伝えします。
①深呼吸をする・・・身体を元気にするには酸素が必要です!雨の日は晴れの日に比べて酸素の量が少ないため
いつもより多く酸素を取り込むことで体中に酸素が行き届き身体の不調が改善されやすくなります。
<深呼吸のポイント>4秒かけて吸って1秒止めて9秒かけてゆっくり吐くことで
身体がリラックスし、緊張状態が緩和することで身体の不調が改善されやすいです。
②軽めの運動する・・・運動することで酸素をより多く取り込むことができます。
そうすることで、身体の循環もよくなるため、改善されやすくなっていきます。
まずは、20分を目標にゆっくりとウォーキングから始めましょう!
なかなか運動時間が作れない方は深呼吸をしてください。
深呼吸も大切な運動です!大切なのは無理なく続けることです!
自分の身体と相談しながらゆっくりとはじめましょう(^^)
③ゆっくりお風呂に入る・・・お風呂に入ることで血流もよくなるだけでなく、
気持ちがリラックスすることで自律神経の乱れが整っていきます。
それでも身体の不調が改善されない方は一度ご相談ください(^^)
必ず何かしらのお役に立てると思います。
次回は「天候の変化と自律神経の関係性」についてお伝えしていきます。
最後まで読んで頂きありがとうございますm(_ _)m