天候の変化が自律神経のバランスを乱す原因に!?

こんにちは!!

ひろ接骨院です(^O^)

みなさん!ゴールデンウィークは楽しめましたか?(^O^)

旅行や外出された方、家でゆっくり過ごされた方など過ごし方は様々ですが、

どちらにしても、天気は晴れたほうが気持ち良いですよね?!

 

 

前回「天候の変化と身体の不調」についてお話させていただきました。

今回も前回と引き続き、「天候の変化が及ぼす身体への影響」の第二弾として、

天候の変化と自律神経の関係性についてお話していきたいと思います。

 

 

みなさんは雨が降る前後に、こんな症状を感じた経験はありませんか?

・肩こり、腰痛がひどくなる

・頭痛がする

・身体がしんどい

・以前ケガをした箇所が痛む

こうした様々な身体の不調は、雨の日=低気圧がきっかけで引き起こされてしまうことを前回お話させていただきました。

 

そして今回は天候と自律神経との関係性をお伝えしたいと思います。

まずは、自律神経って何だろう?というところから簡単ですがお話しさせて頂きます!

 

「自律神経」は、自分で意識をしなくても、勝手に働いてくれる神経のことです。

わかりやすく言うと、寝ていても働いている神経です。

例えば、寝ていても心臓は動いています。

そして、ご飯を食べてすぐ寝ても、ちゃんとお腹の中で胃腸が消化してくれます。

これは「自律神経」が、意識をしなくても勝手に働いてくれているからです。

そして、「自律神経」は、「交感神経」「副交感神経」の2つに分けられます。

 

「交感神経」は、身体が活発に活動する時に優位に働く「活動モード」の状態で、

「副交感神経」は、身体がゆったりとしている時に優位に働く「休息モード」の状態であり、この様に正反対の働きをする2つの神経で身体は成り立っています。

運動したり、仕事を一生懸命したり、ストレスを溜めてイライラしている時に

働くのが「交感神経」です。

 

逆に、眠るときや食事中などゆったりした気分でリラックスしている時に働くのが

「副交感神経」です。

 

人は、この「交感神経」と「副交感神経」を場面場面に応じて、無意識にうまく切り替えて生活しています。

そして、その自律神経には「交感神経優位」の状態と「副交感神経優位」の状態とがあります。

 

自律神経は天候の変化の影響を受けるため、晴天で高気圧の時は、人間は自分では制御できない部分で交感神経優位となり以下の身体の変化が起こりやすくなります。

 

・血圧や心拍の上昇

・精神的に興奮状態

・意欲の向上

と言った「活動モード」に傾いた状態になります。

 

それに対して、曇りや雨の低気圧時は副交感神経優位となります。

 

・血圧、心拍低下

・疲労感が出やすい

・意欲の低下

・食欲増加、消化吸収促進

といった「休息モード」に傾いた状態となります。

 

では、天候の変化が自律神経とどの様な関係があるのか…

 

人の身体は、ずっと同じ体温を保っているわけではなく、気温や湿度、天気によって身体の調節を行っています。

その調節を担っているのが、自律神経になります。

 

そのため、天候の変化が大きければ大きいほど、自律神経のバランスに影響し、乱れとなる原因の一つと考えられています。

また、前回お伝えさせていただいた、気圧の急激な変化も、自律神経の乱れに大きく影響しています。

結果、急激な気温の変化や気圧の変化によって、自律神経が乱れ、頭痛や肩こりなどといった身体の不調をを引き起こしてしまうのです!