気血両虚とは気と血の両方が不足し、体弱な人を指します。気の不足は、疲れやすい、少しの運動で息が切れたり胸苦しい感じがし、胃下垂や慢性胃腸炎などの症状を引き起こしやすいです。血の不足は、疲れやすい、少しの運動で息切れや胸苦しい感じ、鳥目、めまい、月経量が少ないなどの症状を引き起こします。
気と血はお互いに密接な関連したものですから、単なる気虚や血虚も症状が進むと、気血両虚となります。
症状
- 疲れやすい
- 少しの運動で息切れ、胸苦しさ
- 胃下垂
- 慢性胃腸炎
- とり目
- めまい
- 月経量が少ない
- 長期にわたる病気が治癒しにくい
- 顔面が青白い、艶色が黒く黄色い
- 動悸
- 不眠
- 小食でも胃が重い
- クヨクヨしがち
対処法
- 高カロリーや繊維質が多い食材は避ける。
- 冷たい食べ物・飲み物は控える。
- 乳糖不耐性の方は牛乳を使う食品を控える。
- 肉は胃腸に負担がかかるので少なめに摂取する
- 香辛料を身体に負担がかかるので控える。
- 気を補うため朝の散歩を行う。
- 血を補うため、夜は早く寝るようにする。
- 熱いお風呂は気を消耗するので控え目にする。