砂糖について

こんにちは。

いきなりですがみなさん砂糖にはこだわり持っていますか?

茶色い砂糖に白い砂糖。きび砂糖とかいろいろあるけどわからなーい!

という方へ今回は砂糖のお話をしていきたいと思います。

 

 

お料理やお菓子作り、紅茶やコーヒーなど様々な場面で使われているお砂糖。

このお砂糖もいろいろな種類があるのはご存じでしょうか?

 

砂糖というとみなさん思いつくものは白い砂糖だと思います。

ほとんどのご家庭では白い砂糖を使われているのではないでしょうか?

他にも茶色く色づいた三温糖、さとうきびから作られたきび砂糖、甜菜(てんさい)という野菜から作られるてんさい糖などがあります。

 

ひとつずつお話していきますね。

 

《上白糖・グラニュー糖・三温糖》

よく目にするし、お使いになったこともあるでしょう白い砂糖。

細かめのものを上白糖、すこし荒めのものをグラニュー糖といい上白糖の方が甘味が強いです。

 

製造方法として不純物を取り除くために何度も精製されるためミネラル成分もほぼなくなってしまいます。

上白糖は精製したショ糖(加工される前の砂糖)に糖液をかけたものでしっとりしています。また上白糖は日本固有のものであり日本でもっとも使われています。

グラニュー糖は糖液がかかっていないものでショ糖を乾燥させたものになり、世界で一番使われている砂糖といわれています。

三温糖はショ糖に火を入れ加熱されたものやカラメル色素が混じった茶色い砂糖です。

 

この3つはミネラル分が少ないため吸収率が高く血糖値が急激にあがりやすいです。

血糖値は急激に上がると急激にさがるのでからだにだるさが出て、負荷がかかりやすくなります。

またミネラルが少ない砂糖は酸性に性質をもったものになるといわれています。酸性の砂糖を体内にいれることで身体が酸性に傾きます。人間の体内は弱アルカリ性となっているのでアルカリ性に戻そうと体内のミネラルを多く消費してしまうといわれています。

 

 

《きび糖》

さとうきびを原料とするきび糖。

さとうきびの絞り汁を煮詰めて作られたもの。

上記にあげた精製された砂糖よりもミネラルは多く、カリウムやカルシウム、リンなど多くのミネラルが残っています。

きび糖を料理に使うと照りが出しやすい、風味が強くなる、色が濃くなりやすいなどの特徴があります。

 

またきび糖と同じ原材料で作られた黒糖。これはきび糖のよりも多く煮詰めて作られ、ミネラルもきび糖よりも多いです。

しかし料理にはあまり向いていなく焦げ付きやすく色も濃くなりやすいので料理に使う際は注意が必要です。

 

 

《てんさい糖》

てんさい(別名:砂糖大根)から作られたもの。

大根と名前はついていますが、大根とは全く別物でホウレンソウと同じヒユ科になります。根っこの部分を煮詰めて作るとてんさい糖になります。

 

てんさい糖はきび糖に比べるとミネラルは少なめですが、オリゴ糖を多く含みます。

また低GI食品になりますので血糖値を急激にあげる心配は少ないです。

 

オリゴ糖を含むためまろやかな仕上がりになりやすくお料理にも使いやすいです。

 

 

 

またさとうきびは暖かい地方、てんさいは寒い地方で作られるためにきび糖は体を冷やす効果、てんさい糖は体を温める効果を持っているといわれています。

 

 

 

用途や好みももちろんありますが、少しでも体にいいものを摂るようにしてくださいね。

ただどの砂糖にも言えることですがカロリーが高いものになります。摂りすぎると肥満の原因になります。ミネラルが入っているからと量の摂りすぎにはご注意ください。