マッサージをすると楽になるけど再発してしまう。そんな経験ありませんか?
それは固くなっている筋肉の原因に対してアプローチができていないことが原因!?
【筋弛緩剤】
筋肉が固くなってしまう原因に対しての治療ができていない。
【もみほぐし】
気持ちはいいが、身体は指の圧に対して筋緊張を起こし、返ってひどくなる。
【シップ】
鎮痛薬が身体を巡るので、結果的に体に負担をかけてしまう。
【パソコン】
目から脳への刺激が交感神経を刺激して継続的な筋緊張を引き起こす。
【座りっぱなし】
長時間の座位は疲労が溜まり、血流障害を起こし、姿勢不良を引き起こす。
【お酒】
アルコールの処理に肝臓が疲労し、血流が悪くなる。
アルコールの処理に同量の水分が必要になるので、水分不足になり、血流が悪くなる。
【暴飲暴食】
胃腸に負担をかけると反射として筋肉の痛みを感じるようになります。
【栄養不足】
代表的なもので低血糖状態になると肩の凝りを感じやすくなり頭痛にまで発展します。
【寝不足】
身体の疲労が取れず血流に異常をきたし、肩の凝りを感じるようになります。
こんなことしてませんか?
上記の時には交感神経が優位に働きやすく、家に帰ると副交感神経が働き、リラックス状態になります。
すると緊張で感じられなかった疲労感を一気に感じるようになり、足のむくみ、頭痛、肩こり、腰痛などを感じるようになります。
身体は今の状態を治すために眠さやだるさで身体をストップ状態にさせ休ませようとします。
それでも家事や仕事で休むことができず体にガタが来るのです。
それらは肝臓の負担や胃腸の負担となって現れる場合もあります。
なぜツボは効くの?
ツボってどんなイメージがありますか?
あーそこそこ!そこ効くわー!
というのもツボの一種です。
これを「阿是穴(あぜけつ)」と言います。
今回は紹介するツボはそのようなツボではありません。
ツボとは別の言い方で経穴(けいけつ)とも言います。
WHO(世界保健機構)では奇穴のうち7穴と十四の経絡に所属した経穴は身体に361個存在するとしており、ツボ一つ一つに意味や効果が記されています。(書物によって数は違い、奇経を含めると変動がある)
経絡とは身体に流れる気の通り道です。大阪の線路で例えるならば、御堂筋線の中に20駅あるように手の太陰肺経にも11個の経穴が存在します。大阪に色々な線路があるように、身体にも色々な経絡が存在するのです。臓器の名前があるように経絡は臓器に深く関係があります。
- 督脈
- 任脈
- 手の太陰肺経
- 手の陽明大腸経
- 足の陽明胃経
- 足の太陰脾経
- 手の少陰心経
- 手の太陽小腸経
- 足の太陽膀胱経
- 足の少陰腎経
- 手の厥陰心包経
- 手の少陽三焦経
- 足の少陽胆経
- 足の厥陰肝経
なぜ効くのか!それは内臓の疲労回復ができるから!
東洋医学や中医学の鍼灸がなぜ内科疾患に効果があるかというと、経絡やツボの反応を診て触り、どの臓器がどのような状況なのか判断できるからです。
今回はその中でも肩こりに関わりやすい経絡のツボを紹介します。
もしもあなたの状態に合いそうなツボがあればお灸などを使ってツボに刺激をしてみましょう。
イライラしがちなあなたは肝経の「太衝」
東洋医学による肝の主な生理機能は「疏泄を主る」「血を蔵す」「筋を主る」です。
肝の「疏泄を主る」とは気や血をスムーズに運行することです。
肝の疏泄が正常であれば気血は互いに助け合い、臓腑、器官の機能も正常に働きます。気分もよくなり、ちょっとしたことで怒るようなことが無くなります。
逆に疏泄に異常をきたすと、肝気が滞り、血行障害を起こし女性では生理痛、生理不順、閉経などを引き起こします。気分が憂鬱になったり、イライラしやすくなります。
肝の「血を蔵する」は血液の貯蔵や血流の調節を意味します。
肝の働きが悪くなると、血液の貯蔵ができなくなり血液不足で、眼精疲労や目のかすみ、肢体のしびれや筋痙攣など肩こりなどの症状が現れます。
「筋を主る」は全身の筋肉に血液を送ることで筋肉が栄養されます。
肝に異常をきたすと「血を蔵する」と同様に筋肉の違和感、筋痙攣、肩こりなどを引き起こします。
足の厥陰肝経 ・太衝のツボの取り方
取穴部位は足の甲にあり、第1・第2中足骨底間、陥凹部にあります。
滑りが悪い、毛が生えている、押すと痛いなどの反応がありましたらお灸などで刺激をしましょう。
せんねん灸のようなお灸で、1~3壮を目安に気持ちが良くなるまで行い、火傷しないようにしましょう。
どうでしょうか?お灸は薬局や雑貨屋さんに売っていることがあるので、うまく活用して内臓の負担を解消し、本来持っている自然治癒力を引き上げましょう!
そして怒りっぽかったあの頃の自分に見返しましょう!
あなたの肩こりが解消され幸せな生活を送れることを願っております。
最後までお読み頂きありがとうございました。
『ひろ接骨院 高槻院』 〒569-0007 大阪府高槻市神内2-28-9 TEL/FAX 072-668-3321 MAIL hirogons_2012@yahoo.co.jp
肩の可動域制限が1度の調整で大幅改善
※お客様の感想であり、効果効能を保障するものではありません。
肩こり、腰痛がだいぶ軽くなりました
※お客様の感想であり、効果効能を保障するものではありません。
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M・K様 40代 男性
<主症状> 肩こり・腰痛
肩こり、腰痛がだいぶ軽くなりました