肩こりの要因は肝臓の疲労?

多くの方が一度は経験するであろう肩こり…

数日で引いてくる軽度なものから

長年に渡って悩まされる重度なものまで様々あります。

 

肩こりでお悩みの時、多くの方が

何らかの対処をするのではないでしょうか?

病院や整骨院、マッサージ店に通ったり、シップを貼るなど…

 

その時はスッキリしたけどすぐ元に戻った!

そんな経験ありませんか?

今回はその理由と本当の要因についてお話していきます。

 

  1. よくならなかった理由
  2. 要因は内臓疲労!?
  3. 肩こりに関係する肝臓とは…
  4. 肝臓が疲れる要因って?
  5. 肝臓のセルフケア

よくならなかった理由

  • マッサージで筋肉をほぐす
  • ボキボキなど矯正で歪みを整える
  • シップで痛みを抑える

これらをしても良くならない理由は

根本的なところにしっかりアプローチ

出来ていないからなのです。

では本当の要因はどこなのでしょうか?

要因は内臓疲労!?

なぜ内臓が!?と思うかもしれませんが

実は関係しているのです。

身体の中心部(胴体)には様々な臓器があります。

その中の臓器が何らかの原因で疲労したり

病気になってしまうと関連する筋肉が固くなってしまいます。

それ結果、筋肉が緊張してしまい肩こりに繋がります。

→これを内臓体性反射といいます。

 

内臓疲労といっても色々ありますが

肩こりに多いのが肝臓です。

肩こりに関係する肝臓とは…

肝臓は身体の右側の肋骨(右腹部の上の方)に位置しています。

肝臓が疲れると内臓体性反射により周辺の筋肉が固くなってしまい、

その中でも肋間筋(肋骨と肋骨の間の筋肉)が固くなると

右腕が上がりにくくなります。

また疲労によって起こる内臓下垂(位置を保てず下に落ちる)は

骨盤に負担がかかり身体の歪みを引き起こします。

その結果、支えるために肩~腰など背中の筋肉が固くなり

コリに繋がってしまうのです。

肝臓が疲れると?

東洋医学的に肝臓は目や筋肉と関係しています。

そのため、疲労が溜まると

眼精疲労や肩周辺の筋肉が緊張することによる

肩・首コリや頭痛なども引き起こします。

 

肩こり以外に頭痛や眼精疲労、めまいなど頭の症状が

あれば肝臓からきているものかもしれません。

肝臓が疲れる要因って?

以下のようなものが挙げられます。

・アルコールによる影響

・薬による影響

・食品添加物などの化学物質による影響

・目の使い過ぎ

・イライラなどのストレスによる影響

肝臓と聞くと多くの方が1つ目のアルコールをイメージされると思います。

実はアルコール以外にも薬や食品添加物などの化学物質の

後処理を担っているのです。

なので強い薬の服用や長期の服薬、食べすぎなども

肝臓疲労に繋がってしまいます。

また先ほどお話ししたように東洋医学的に目以外にも

感情の”イライラ”や”怒り”と関係しています。

 

 

 

肝臓のセルフケア

肝臓を元気にするには

疲労させてしまっている生活習慣から

変えていかなければなりません。

薬をいきなり減らすなどは難しいことなので

それ以外でもできることはあります。

例えば・・・

・目を休めてあげる

→パソコンや携帯、ゲームなど合間に休憩をいれる

・目のまわりを温める

→アイマスクなで目の保養を!

・食事面

→外食を控えたり、食べすぎに注意する

・ストレスを溜めない(発散)

→趣味や好きなことをするための自分の時間を作ってあげる

 

また東洋医学的に肝臓に関係するツボを

押してあげるのも効果的です。

 

太衝(たいしょう)というツボで足にあります。

親指と人差し指の指先から甲へ指を撫で上げていくと

骨と骨が交わるポイントです!

5秒押して5秒離すを10回くらいの

目安でするのがおすすめです。

押す強さは痛気持ちいいくらいでしてあげましょう。

まとめ

今回は肩こりと肝臓についてお話していきました。

あまり知られていないようで実は

内臓疲労と症状が関係することって多いのです。

当院では自律神経を整える上で内臓調整も行っております。

自律神経症状に悩まされている方、

要因がわからなくお困りの方はぜひ一度ご相談ください。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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