長年続く肩こりは自律神経の乱れから?

国民病の1つである肩こり。

今や日本人の約7割が悩んでいるといわれています。

しかしその大半が放置したままで

年々、慢性化する人が増えてきています。

今回はその肩こりについてお話していきます。

  1. 肩こりとは?
  2. 一般的な対処法
  3. 筋肉が凝る原因とは?
  4. 自律神経の乱れからくる肩こりの影響
  5. 日常でできるセルフケア
  6. 最後に

肩こりとは?

肩周辺(後頭部・首・上腕・肩甲骨)の筋肉が異常に緊張し

固くなることによって痛みやだるさなどの違和感を伴う症状です。

一般的な対処法

主にマッサージで凝っている筋肉をほぐしたり

シップを貼って痛みを抑えたりするのが多いと思います。

しかし時間が経つとまた肩が凝ったり痛むことはありませんか?

 

筋肉をほぐすことで緩まると痛みやこりは一時的に解消されます。

しかしそれだけでは完全に治すことはできません。

なぜ筋肉が凝るのか?それにはちゃんと原因があり

そこから根本的に改善していかないといけないのです。

 

では一体なぜ筋肉が凝るのでしょうか?

肩が凝る原因とは?

コリの原因は?とコリでお悩みの方にきくと

「使っていないから」「運動していないから」など

筋肉が使われていないことをイメージされることが多いのですが実は違うんです。

全くの逆で必要以上に筋肉を使いすぎているからなのです。

ではなぜ筋肉は必要以上に使うことになるのでしょうか?

結論から言うとタイトルにもある通り自律神経の乱れから起こります。

自律神経の乱れからくる肩こりの影響

まず自律神経の乱れとは一体どういうことなのでしょうか?

自律神経には大きく分けて以下の2つの神経に分かれます。

交感神経:運動や仕事をしているときなど主に身体を動かしているときに働く神経

副交感神経:食事や睡眠時など主に身体を休ませているときに働く神経

この2つの神経はバランスを保っていて

自律神経が乱れるというのはどちらかの神経が働きすぎてバランスが

保てなくなった状態のことを言います。

乱れることにより肩こりに影響する要因は主に3つあります。

血液循環

血管は酸素や栄養を含んでおり、呼吸するのと同様

筋肉も血液が運んでくる酸素を必要とします。

自律神経は血管とも直接関わりがあり、乱れによって

血管が細くなり血液の流れが悪くなることで

筋肉へと送られる酸素量も減ってしまいます。

そうなることで筋肉が凝りやすくなってしまうのです。

骨格の歪み

自律神経は背骨を通っており乱れることにより

背骨や骨盤が歪み、その分

筋肉が支えるために緊張して凝りにつながってしまいます。

内臓疲労

自律神経の働きの1つに内臓の機能が関わります。

乱れることにより内臓の働きが落ち

身体の機能の1つである”内臓体性反射”により

腰や肩の筋肉がガチガチに固くなってしまうのです。

日常でできるセルフケア

先ほどお話ししたように自律神経の乱れにより肩こりが起こります。

肩こりの症状を良くするにはこの自律神経を乱れないようにする必要があります。

乱れる原因として結論から言うと”ストレス”が大きく関わります。

ストレスを受けると交感神経が活発になりすぎてしまうので

日常生活の中でできることとしては以下のようなことがあげられます。

ストレスを溜めすぎない

ストレスが溜まると自律神経が乱れ不調をきたします。

ストレス社会といわれる中でストレスを受けずに過ごすのは

とても難しいと思います。ここで1番大事なのはストレスを溜めないこと。

好きなことをしてストレスを発散させたり

頭や身体をしっかり休ませてあげる日を設けるなど

自分自身に目を向け、身体をいたわってあげることが大切です。

生活習慣を見直す

自律神経の乱れがある場合、ほとんどが交感神経が

優位になりすぎていることが多いです。

睡眠や食事など身体にとって休養をとってあげることで

交感神経の反対である副交感神経の働きを活発にすることで

自律神経の乱れが回復しやすくなります。

最後に

肩こりは自律神経の乱れからくるとお話ししましたが

腰痛や頭痛など他の症状も自律神経の乱れからくることがあります。

当院ではその自律神経の乱れを整える”自律神経整体”を行っております。

長年、肩こりで悩まされている方、セルフケアだけでは良くならない方は

気軽にご相談ください!

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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