老若男女問わず多いのが『肩こり』
国民病の代表的な症状の1つです。
デスクワークやハードワークだから仕方ない…
そう思ってはいませんか?
そんなあなたに!
誰しもが一度はしたことがある○○で
悩まされている肩こりがなくなるかもしれません。
今回はその肩こりの要因と
誰でもできるセルフケアについてお話していきます。
- 筋肉が根本的な要因ではない!
- どこに要因があるのか?
- 簡単なセルフケアは○○!
- なぜいいのか?
- おすすめの方法
筋肉が根本的な要因ではない!
肩こりのとき、こんな経験したことありませんか?
- マッサージで筋肉をほぐしたけど、すぐ元に戻った
- ストレッチで筋肉の柔軟をしているが思ったより効果が出ない
- シップを貼ったがコリや痛みが残っている
実は筋肉が本当の要因ではないからなのです。
もちろん筋肉が緊張することで結果として肩コリに繋がりますが…
大事なのは筋肉が固くなる要因が他にもあるということです。
そこから変えていかないといくら筋肉にアプローチしても
再び固くなってしまうのです。
ではその要因はどこからきているのでしょうか?
どこに要因があるのか?
肩こりになる要因として「自律神経の乱れ」が関係します。
自律神経は私たちが生活する上で重要な神経のことで
生命維持の役割を果たしています。
- 血流循環(脈拍、血圧)
- 内臓機能(呼吸、消化、吸収、ホルモン分泌)
- 体温調節
- 免疫機能
この自律神経が乱れると以下のような仕組みで
筋肉が凝ってしまいます。
自律神経が乱れる
⇩
重心が崩れやすくなる
⇩
バランスを取るために身体を歪ませる(猫背などの姿勢)
⇩
歪みを支えるために筋肉が緊張する
⇩
肩こり
なのでマッサージやストレッチなどで
筋肉の緊張を緩めても自律神経の乱れによって
再び筋肉が緊張してしまうのです。
また自律神経の乱れによって起こる内臓疲労でも
位置を保てなくなり(下垂)、骨盤に負担をかけ
身体の歪みや筋肉の緊張に繋がります。
簡単なセルフケアは○○!
それは深呼吸です!
ラジオ体操や運動の前後など
誰しもが一度はしたことがあるのではないでしょうか?
『緊張したときは深呼吸をするといい』など言われていますよね。
あれもちゃんと根拠があるのです!!
なぜいいのか?
それは深呼吸をすることで自律神経に働きかけることができるからです。
自律神経は本来、無意識に働いてくれる神経なのですが
唯一、深呼吸が自律神経(交感神経・副交感神経の切り替え)の
乱れを整えることができるのです!!
深呼吸をすることによるメリットは以下の通りです。
筋肉の緊張状態を緩和
深呼吸をし、普段以上に空気を取り入れることで
脳に酸素がしっかり供給されます。
そうすることで脳が正常に働き
身体(筋肉)の緊張状態を緩めることができるのです。
肺の活動による肩周辺の緊張緩和
浅い呼吸が続くと肺の動きは小さくなり
背中や肩など周囲の筋肉が動かなくなることでコリが起きます。
深呼吸をし、肺が大きく動くことにより
周辺の筋肉がストレッチされ緩みやすくなるのです。
内臓下垂の予防
深い呼吸になると肺・肋骨を覆う横隔膜(おうかくまく)が
ちゃんと動くようになります。
ここは胃腸など内臓と深い関わりがあり
浅い呼吸ばかりになり横隔膜が固くなってしまうと
内臓が本来の位置を保てなくなり、内臓下垂に繋がってしまいます。
下垂することで身体の歪み、姿勢の悪さにもつながり
肩の筋肉が固くなってしまうのです。
おすすめの方法
深呼吸をし、普段以上に空気を取り入れることで
脳に酸素がしっかり供給されます。
そうすることで脳が正常に働き
身体(筋肉)の緊張状態を緩めることができるのです。
浅い呼吸が続くと肺の動きは小さくなり
背中や肩など周囲の筋肉が動かなくなることでコリが起きます。
深呼吸をし、肺が大きく動くことにより
周辺の筋肉がストレッチされ緩みやすくなるのです。
内臓下垂の予防
深い呼吸になると肺・肋骨を覆う横隔膜(おうかくまく)が
ちゃんと動くようになります。
ここは胃腸など内臓と深い関わりがあり
浅い呼吸ばかりになり横隔膜が固くなってしまうと
内臓が本来の位置を保てなくなり、内臓下垂に繋がってしまいます。
下垂することで身体の歪み、姿勢の悪さにもつながり
肩の筋肉が固くなってしまうのです。
おすすめの方法
深い呼吸になると肺・肋骨を覆う横隔膜(おうかくまく)が
ちゃんと動くようになります。
ここは胃腸など内臓と深い関わりがあり
浅い呼吸ばかりになり横隔膜が固くなってしまうと
内臓が本来の位置を保てなくなり、内臓下垂に繋がってしまいます。
下垂することで身体の歪み、姿勢の悪さにもつながり
肩の筋肉が固くなってしまうのです。
深呼吸は腹式呼吸(別名:横隔膜呼吸)を使います。
今回は場所に関わらず2~3分でできる
セルフケアを紹介します。
鼻からゆっくり吸い込む
肺いっぱいに吸い込みます。
理想は4~5秒を目安に吸うようにしましょう。
※しんどい人はできる限りでいいので無理はしないでください
このときお腹をへこませないようにし、お腹が膨らましょう。
そうすることで横隔膜がしっかり動きます。
息を止める
息を止めることで脳や肺に空気が入ったことを認識させます。
止めるといっても2秒くらいで構いません。
もし2秒でもしんどい方は一拍おくだけでもいいので
吸うと吐くの区別をつけてあげましょう。
鼻(口)からゆっくり吐く
一気に吐くのではなく
少しずつ長く吐くように心がけましょう。
時間は吸う:吐く=1:2の割合がおすすめなので
4秒で吸ったら8秒かけて吐いていきましょう。
吸う・止める・吐くを1セットとし
5~10回を目安に実践してみてください。
場所は限らずどこでもできますが
おすすめは仕事や家事終わりの切り替えのタイミングです。
また就寝前に行うと入眠しやすかったりするので
睡眠でお悩みの方、疲労を取り除きたい方はやってみてください。
まとめ
肺いっぱいに吸い込みます。
理想は4~5秒を目安に吸うようにしましょう。
※しんどい人はできる限りでいいので無理はしないでください
このときお腹をへこませないようにし、お腹が膨らましょう。
そうすることで横隔膜がしっかり動きます。
息を止めることで脳や肺に空気が入ったことを認識させます。
止めるといっても2秒くらいで構いません。
もし2秒でもしんどい方は一拍おくだけでもいいので
吸うと吐くの区別をつけてあげましょう。
鼻(口)からゆっくり吐く
一気に吐くのではなく
少しずつ長く吐くように心がけましょう。
時間は吸う:吐く=1:2の割合がおすすめなので
4秒で吸ったら8秒かけて吐いていきましょう。
吸う・止める・吐くを1セットとし
5~10回を目安に実践してみてください。
場所は限らずどこでもできますが
おすすめは仕事や家事終わりの切り替えのタイミングです。
また就寝前に行うと入眠しやすかったりするので
睡眠でお悩みの方、疲労を取り除きたい方はやってみてください。
まとめ
一気に吐くのではなく
少しずつ長く吐くように心がけましょう。
時間は吸う:吐く=1:2の割合がおすすめなので
4秒で吸ったら8秒かけて吐いていきましょう。
吸う・止める・吐くを1セットとし
5~10回を目安に実践してみてください。
場所は限らずどこでもできますが
おすすめは仕事や家事終わりの切り替えのタイミングです。
また就寝前に行うと入眠しやすかったりするので
睡眠でお悩みの方、疲労を取り除きたい方はやってみてください。
いかがでしたか?
関係ないように思える深呼吸…
実は自律神経の乱れによっておこる肩こりに効果的なのです。
毎日続けることでコリだけでなく、あがらなかった肩があがることもあります。
今回はセルフケアをメインにお話ししましたが
大事なのは肩こりの要因である自律神経が乱れるのはなぜなのか?
それをしっかり把握することなのです。
当院では自律神経を専門とし、乱れる要因を検査でしっかりみて
根本的なところからアプローチしていきます。
長年、症状に悩まされている方・要因がわからない方は
是非一度、当院にご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
症状について詳しくはこちら
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