マッサージをすると肩こりが悪化する!?その原因とは!

マッサージを受けた事がある方で過去に“もみ返し”の経験がある方もたくさんいらっしゃるかと思います。

また、もみ返しが原因で肩や身体が余計にしんどくなった方もいるのではないでしょうか?

今回は“もみ返し”と肩こりとのつながりをお伝えしていきます。

 

そもそも“もみ返し”って何?

マッサージの刺激が強すぎた事によって、その筋肉の筋膜や筋繊維が傷ついた状態をもみ返しと言います。これは、マッサージをあまりにも強い刺激で受けた時に起こりがちです。

 

強い刺激とは、人それぞれ身体の状態が違うように、刺激に対しても感じ方が異なります。そのため、その人に適さない強い力加減でマッサージを受けてしまった時にもみ返しが起きてしまいます。

「もみ返しのメカニズム」

強くグイグイと押してもらうマッサージを好まれる方もいると思いますが、その時は気持ちが良くても筋肉の損傷を招く可能性もあります。

強くもまれる

筋肉が損傷する

マッサージ後の筋肉損傷

こういったメカニズムで起こると考えられます。

では実際どんな症状なのでしょうか??

・マッサージを受けて少し経ってから痛くなる

・動かすと痛い

・押すと痛い

・鋭い感覚の痛み

・頭痛がする

もし上記のような症状に思い当たる方は“もみ返し”が起きているサインかもしれません。

肩こりはマッサージをしても治らない!?

肩が凝っていると、肩を揉んだり、マッサージをして欲しくなります。もしくは自分で、ぐりぐり押したり、揉んだりしたくなります。しかし肩こりは、いくらマッサージしたり、揉んだりしても治りません。むしろもみ返しをおこしやすく、さらに肩こりがひどくなったりします。

 

また、もみ返しが原因で、頭痛を引き起こしてしまい、吐き気まで起こしてしまう事もあります。実際に今まで整形外科や整骨院などでマッサージを受けても、肩こりが改善しなかった方は多いのではないかと思います。

肩こりは強く揉まれるほど悪化する

マッサージを受けた時に、物足りないと感じれば、“もっと強くやって欲しい”と感じることがあると思います。中には、「思いっきり強くもんでくれ!」と言う人もいるぐらいですが、強いマッサージを受ければ受けるほど、肩こりは酷くなっていきます。

特に普段から強いマッサージや指圧を受けている人は、逆に筋肉が硬くなってしまっており、治るまでに時間がかかります。結果、強いマッサージでないと刺激を感じられず、どんどん刺激が強くなり肩こりを悪化してしまう、そういった悪循環になっていきます。

肩こりを改善させるのに重要なことは

肩こりは、揉んだり、マッサージをしても、改善しにくいことが分かって貰えたと思います。では、マッサージではなくて、どうすれば肩こりが改善していくのか?

肩こりが改善する重要なポイントは「自律神経」です。

そもそもこの自律神経の乱れが、肩こりを引き起しています。なぜなら肩こりは肩に根本的な原因はなく、その原因は「自律神経」の乱れが関係しているからです。

自律神経は日常生活でのストレスや天候や気圧など環境の変化などから乱れてしまいます。自律神経が乱れると身体の変化の一つとして、血流が悪くなります。

自律神経と肩の僧帽筋という筋肉は繋がりが深く、自律神経が乱れると僧帽筋が固くなり肩こりが引き起こされてしまいます。そうなると自律神経の乱れを整える事が重要になってきます。

自律神経を整えるための改善法は深呼吸をしてみましょう!!

ポイントは4秒かけて大きく吸いこみ1秒息を止めたあとに9秒かけて吐きます。これを5回~7回ほど繰り返します。

自律神経は呼吸も担当しているので深呼吸をすることで身体の緊張が和らぎ自律神経の乱れが整いやすいです。更に深呼吸をすることで肩周りの筋肉も動くため肩こりも改善していきます。

是非一度チャレンジしてみて下さい。

まとめ

いかがでしたか?今回お伝したいことは、マッサージだけでは、肩こりの根本改善はしないということです。根本的に改善するには肩こりを引き起こしている「自律神経」の乱れを整えることが一番大切になってきます。

肩こりでお悩みの方が少しでも早く改善するお手伝いができれば幸いです。

いつでもお気軽にご相談下さい。

自律神経専門 ひろ接骨院 高槻院 

☎072‐668‐3321