気圧で乱れる自律神経のバランス

季節の変わり目は体調が崩れやすいとか、湿気で体が重いなどの不調を訴える方が増えてきます。特に雨の日は、不調が起こりやすく、中でも男性より女性が不調を訴えることが多く、約6~7割の女性が雨の日になんらかの体調不良を感じたことがあると言われています。

 

~雨の日こんな症状の経験はありませんか?~

・頭痛や頭がボーっとする感じ

・足や顔のむくみ

・肩や首の凝りが

・無気力、やる気が出ない  など

 

これらの症状は、季節・天候の影響だろうと軽視されがちですが、

これは体からのサインなんです。このまま放っておくと、さらに症状が悪化し、

なかなか改善しにくい状態になってしまうかもしれません。

この症状は一体何なのか?

それは「気圧の変化」により自律神経がバランスをとれなくなっていることが原因として考えれます。

そもそも自律神経には交感神経と副交感神経があり、晴天時では高気圧により交感神経が刺激され、雨天時では低気圧により副交感神経が刺激されやすくなっています。通常では気圧が変化しても、この2つの神経がバランスを取り合い状態を維持していますが、自律神経が乱れやすくなっていると気圧の変化に状態を合わせれなくなり、不調をきたしやすくなるのです。

そのため、特に雨の日は気圧が下がり、副交感神経が優位に働き、過剰になってしまうことによって、強い眠気や脱力感、倦怠感を訴えることが多くみられるのです。

自律神経を安定させる生活リズム

規則正しい生活をすれば自律神経は安定しやすいのですが、じつは気をつけていても「規則正しく」 というのは、案外難しいものです。まずは、できることから変えていきましょう。

①朝日を浴びて体内時計をセット

②食事はよく噛んで消化を促す

③寝る前に呼吸を整え一日の疲れをリセット

どうでしょう?このくらいのことならできそうな気がしませんか?

健康になるために必要なことは、まずは「良い習慣」です。

自律神経を変えるということは体質を変えるということ。毎日できることをコツコツと続けて良い習慣を身につけましょう!!

症状について詳しくはこちら

自律神経失調症

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