身体の疲労と脳の関係性

1疲れの種類

2疲れと脳の関係性

3疲れを溜めないようにするには?

4まとめ

 

疲れ…

おそらく誰しもが1度は感じたことがあると思います。

また年々疲労度が増している方いませんか?

「歳を重ねたから」と思うかもしれませんが実はそれが原因ではないんです。

今回は「疲れ」についてお話していきます。

疲れの種類

疲れといっても色々あります。

肉体的疲労:過度な運動、仕事による疲れ

⇨疲労物質の蓄積・エネルギー不足からの筋緊張、だるさ

精神的疲労:主にストレス(人間関係などの悩み)による疲れ

⇨やる気が起こらない、イライラしやすい、脱力感

神経的疲労:目の使い過ぎなどによる感覚器系の負担、

環境、気候の変化に適応するための脳(神経)の疲れ

⇨だるい、脱力感

疲れと脳の関係性

脳は神経を通じて命令する大事な器官で

その中でも自律神経と深い関わりがあります。

自律神経には交感神経と副交感神経の2つに分けることができ

呼吸や心拍・内臓の働き・免疫・体温調節に関与しています。

過度な運動や仕事・ストレスを受け、自律神経のうち

交感神経が過敏に反応してしまい負担がかかります。

その時、神経細胞内に活性酸素と呼ばれる疲労物質が

大量に発生し脳にダメージを与え、疲労が起こるのです。

 

このように疲労が溜まり脳に負担がかかることにより

身体の機能を保とうとする恒常性(ホメオスタシス)という働きが落ちてします。

そうすると免疫機能が下がり、だるさ・やる気が起こらないという

メンタルの疲労だけでなく身体の疲労、つまり心身共に影響を与えるのです。

疲れを溜めないようにするには?

では実際、どうすれば疲れを溜めないようにできるのか?

先ほどお話ししたように疲労は脳と深く関係します。

質のいい睡眠をとることで脳に休む時間を作るのです。

睡眠には「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」があり約90分の周期で繰り返しています。

このノンレム睡眠時に脳が休むといわれ、

たんぱく質の働きで脳の疲労が回復しやすくなります。

しかし、睡眠が大事だからと言って寝すぎると

脳が働くレム睡眠の時間が増えてしまい疲れてしまいます。

また細胞が酸化してしまい寝たのに身体がしんどかったりだるかったりします。

 

質のいい睡眠とはどういうものか?

大きく分け2つに分けれます。

・規則正しい時間で睡眠をとる

就寝時間、起床時間を規則正しくとることでリズムができます。

不規則になってしまうと合わせようと自律神経が余計に反応してしまうのです。

一方、睡眠時間はどれくらいとればいいのか?

世間一般的に7~8時間が最も良いといわれています。

疲労物質を除去しやすくするためにこの7~8時間を目安にとってみましょう。

・寝るときの体勢

変な体勢で寝たり、枕が自分あってないと

身体に負担がかかってしまいリラックスした状態で睡眠がとれません。

枕があっていなければタオルの複数枚用意して

高さを合わせてみましょう。

まとめ

今回は「疲れ」について話していきました。

日々生活している中で何を基準に疲れているのかわからない人もいると思います。

まさにその通りで疲労は把握しにくく

自身が感じている疲れと実際の疲れの度合いが異なることが多いため

脳が疲労しきっていて身体の疲労感を感じない「隠れ疲労」の人もいます。

この記事を読んで自分の生活リズムはどうか?

一度見つめなおすきっかけになればと思います。

最後に

いかがでしたか?

当院では、自律神経を乱す根本原因を検査で見つけ出し、施術を行います。

今回お話した疲労は自律神経が乱れる原因の1つです。

自律神経症状に悩まされている方、原因がわからないなどお困りの方は、

全力でサポートさせて頂きますので、どうぞお気軽にご相談ください。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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自律神経失調症

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