予防するなら今から!冬の冷え性対策

9月も終わり、冬に向けて

寒さが厳しくなってくる季節になりましたね。

これからの時期、増えてくるのが「冷え」による体調不良…

冷えにも種類があるのはご存じですか?

今回はその種類とお灸を使ったセルフケアについてお話していきます。

  1. 「冷え」について
  2. その原因とは?
  3. お灸でするセルフケア
  4. 「冷え」に効果的なツボ
  5. まとめ

「冷え」について

・手足など四肢末端が冷たい

・お腹が冷たい

・冬に限らず年中冷えている

など色々ありますが定義は決まっておらず本人が自覚している場合が多いです。

 

ではいったいどれくらいの人が冷えを感じているのでしょうか?

一部の統計では男性は約4割、女性は約7~8割近い方が

冷えを感じているとされ、女性に多い傾向にあります。

その原因とは?

冷えの原因は大きく分けて3つあります。

体内での熱の産生不足

生活をするために必要なエネルギーを作る代謝の働きにより

副産物として筋肉や内臓から熱を産生しています。

筋肉量が少なかったり、自律神経の乱れにより

内臓の働きが落ちてしまうことで冷えに繋がってしまいます。

血行不良

血行が悪くなることで代謝で作られた熱が

全身に行き渡りづらくなります。

自律神経がこの血流と深く関係していてストレスなどによって乱れることで

全身の冷え、特に手足など身体の中心から離れた末端に起こりやすくなります。

また最近ではストレスだけでなく

クーラーや暖房などによる室内と室外の急激な寒暖差も影響してきます。

水分代謝の低下

血行不良などにより身体が冷えやすくなると汗をかけずに

水分が必要以上に溜まってしまい、むくみに繋がります。

このむくみによって血管やリンパ管を圧迫することになり

血流がさらに悪くなり冷えが強くなってしまいます。

お灸でする冷え対策 

冷えの対策として今回はお灸を使って紹介していきます。

なぜお灸がいいのか?

お灸は皮膚の表面だけでなく身体の中も温めることができ

ツボから自律神経にも作用し体質から変えれる強みがあります。

また院内や薬局などで売っているお灸は誰でも簡単にできるという点で

セルフケアにおすすめなのです。

お灸の手順は以下のようなものになります。

➀お灸をする用意

お灸(せんねん灸がおすすめ)

ライター(線香でも可)

容器(燃えないもの)

②お灸をもって裏のシールを剥がす

※火をつける前にシールを剥がしてから点火

➂火がついて煙が出たらポイントに置く(1個あたり約5分)

※ポイントはこのあと紹介する場所に

してみてください。

お灸する際の注意点

せんねん灸1個(約5分)で「熱い」や「ぴりぴり」する感じが

なかった場合は同じ場所に連続してあげてください。

最大3個までで途中で「熱い」や「ぴりぴり」感じたら

そこでとってあげてください。

またお灸をとったときに皮膚が赤くなっているか?

というのも判断の1つなので是非試してみてください。

冷えに効果的なツボ

太衝

足の甲にあるツボで肝臓と関係しています。

肝臓は血と深い関わりがあるのでここを

刺激してあげることで血流量が増えます。

甲は皮膚が薄いので熱く感じたら

我慢せずにすぐにとってください。

太渓

足のくるぶし付近にあるツボで

腎臓と関係しています。

腎臓は水分の代謝や循環と

深い関わりがあるので

冷えだけでなくむくみにも効果的です。

 

三陰交

足の内くるぶし付近にあるツボで

足の冷え、婦人科疾患に効果的です。

関元

お腹のおへそ付近にあるツボで

丹田ともいわれるエネルギーが

集まりやすい場所です。

腸の働きを助けるポイントなので

便秘などにお困りの方に効果的です。

まとめ

今回お話しした「冷え」は多くの方が悩む一方

ほったらかしにされたり軽度にみられることが多い症状です。

しかし冷えにより体温が1度下がると熱を産み出す

基礎代謝は約12%、免疫力は30%も下がるといわれており

「たかが冷えなんて。」と侮れないのです。

これから本格化する寒さに負けないようしっかり対策していきましょう!

最後に

いかがでしたか?

当院では、自律神経を乱す根本原因を検査で見つけ出し、施術を行います。

今回お話した冷えは自律神経が乱れる原因の1つです。

自律神経症状に悩まされている方、原因がわからないなどお困りの方は、

全力でサポートさせて頂きますので、どうぞお気軽にご相談ください。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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自律神経失調症

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