自律神経を乱す甘い物と体の深い関係

甘い物で想像できるのはなんでしょうか?

ケーキ・チョコレート・クッキーなど、たくさんの甘い物が世の中には溢れています。

仕事で疲れた時、ホッと一息つきたいとき、ストレスが溜まった時、甘い物を食べたくなりませんか?

食べると、落ち着いて幸せな気分になり、疲れもとれたような感じがします。

残念ながら、そんな甘い物は体に良い効果ではなく、自律神経を乱す原因になることがあります。

◆糖分の悪影響とは?

砂糖は「百害あって一利なし」

血糖値が急上昇し、交感神経の緊張を引き起こします。

糖分のとりすぎは、血糖値が急に上がってまた急に下がる、というだけでなく、

アドレナリンのはたらきによって交感神経まで緊張させてしまいます。

さらに、次のような悪影響もあります。

  • 疲れやすくなる
  • 冷え症になる(血流の悪化)
  • すぐイライラしたり、落ち込んだりする

糖分は甘いものだけではありません。ご飯やパンやうどんなどの炭水化物も糖分。毎日の食事のなかで、糖分が不足していることはまずありません。

砂糖が子供に与える影響

子供が好むものといえば、

アイスクリーム、ケーキ、

お菓子、菓子パン、

ジュースなどがあります。

これらは、みんな大量の砂糖が使用されているものばかりです。

特に白砂糖は、ミネラルやビタミンを大量に消費するため体内のミネラルや

ビタミンのバランスが乱れ、万病のもととなります。

さらに血糖値を急激に上昇させるため、膵臓から血糖値を下げるホルモンである

インスリンが大量に出ます。その結果、今度は血糖値が急激に低下し、

低血糖となります。低血糖は体としては異常状態なので副腎から

アドレナリン・ノルアドレナリンを出して血糖をあげます。

このアドレナリンは、イライラ・怒りなどの原因となり、

キレる、いじめ、暴力などの攻撃的な行動につながります。

反対にノルアドレナリンは、不安や恐怖、うつ状態を引き起こし、

引きこもり・不登校・無気力などにつながります。

すべてが、砂糖が原因ではありませんが、現代の食文化の中に「砂糖」は、

当たり前のように存在し、確実に体に悪影響を及ぼしています。

子供たちの心の問題は、環境だけではなく、日常化してしまった悪い食生活に

原因があることを認識しないといけません。

すぐに健康な状態になるのは難しいことですが、毎日の当たり前になっている悪い習慣を

1つずつ良い習慣にしていくことは難しいことではありません。少しずつコツコツと良い習慣を心がけて健康な体を手に入れましょう!

症状について詳しくはこちら

自律神経失調症

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