自律神経のセルフケア ~体を健康に導く呼吸法~

体を健康にする呼吸法 なぜ呼吸なのか ・・・

なぜなら呼吸は、通常無意識にコントロールされる自律神経を 意識的に整えれる方法の1つだからです。

自律神経は、必要に応じて血液量を増やしたり、体温調節してくれたり、 胃液を出し消化を促進したり

体の良い状態に維持してくれるシステムです これを促進したり、制御したりすることなんて、意識的にはなかなかできないですよね?

しかし、意識的に自律神経を正常に働きやすくできるのが、じつは、呼吸なんです!

最近では呼吸法による健康法や老化防止などが注目されてきています。

 

 

その呼吸法が「腹式呼吸」なんです。 腹式呼吸の効果は自律神経のバランスを整えるだけでなく、

内臓機能の向上、血行促進、免疫力アップ、老化防止、ダイエット効果など、 多くの効果があるといわれています。

なぜ腹式呼吸には、このような効果があるのでしょうか? そこには普段の呼吸との違いが関係しています。

普段、みなさんが普通に呼吸したときは胸がふくらみ肩があがります。

これを「胸式呼吸」といいます。 下腹がふくらみ肩が上がらずお腹や脇腹に意識がいっている呼吸。

これが「腹式呼吸」です。 ぜひ一度やってみましょう! やってみると、なかなか難しいと思います。

腹式呼吸の基本 からお伝えします。少し練習すれば日常ですぐできる腹式呼吸の方法です。

基本は、鼻から息を吸い、ゆっくり吐きます 下腹に空気をいれるようにお腹を膨らませながら鼻で息を吸います 。

この際、目安は約4秒ほどかけて息を吸います。肩が上がらないように注意しましょう !

次に下腹の力を抜いていくような感じでお腹全体をひっこめながら息を吐きます。

この時は、吸ったときの倍の時間(約8秒)かけて、肺の空気を全て吐き出すつもりで ゆっくり吐くことが重要です。

なぜ吐くのが重要で、なぜゆっくり吐く方いいのか それには、自律神経が大きく関わっています。

現代の人は、ストレス社会といわれるほど様々なストレス化の中で生活し、

それによって日常から交感神経が過緊張を起こしやすい環境にいます。

呼吸で、呼気できるのは副交感神経が、吸気では交感神経が活発に働きます。

ゆっくり吐くことにより体はリラックス状態になり、バランスがとりやすくなります。

自律神経が乱れることによって、不定愁訴、うつ病、更年期障害、月経不順、冷え症など が引き起こしやすくなります。

呼吸は、そんな体の異常を整えるキッカケとなる素晴らしい健康法なんです!

たかが呼吸!されど呼吸! どうでしょう!呼吸について少し興味が出てきましたか?

「一息つきましょう!」 昔から忙しいときなどによく使う言葉ですが、

息という漢字は「自」「心」と書きます。 「自分」の「心」です!

自分の心に余裕がない、焦った状態だと、 息(呼吸)も乱れているのではないでしょうか?

そんな時こそ息(呼吸)を整えてみましょう! 呼吸がかわるだけで、確実に体は変化します!

症状について詳しくはこちら

自律神経失調症

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