胃の不調は口元に現れる!?セルフチェックと対処法

こんにちは。ひろ整骨院です。

今日は胃腸の不調のチェック方法と、対処法をお伝えします。

口は飲食物が胃腸に入る、入り口でもあり、声を発する出口でもあります。

基本的には消化器系に属するので、下痢や便秘の症状を胃腸が訴えるように、胃腸は口元でも症状として現れやすくなるのです。

偏った食事、香辛料、暴飲暴食、深夜のご飯など、様々な要因で胃腸に負担がかかります。

今回は口内炎や吹き出物、唇が渇く、など口に関わる身体の状態についてお伝えします。

口角炎:口角が切れる

上唇と下唇のつなぎ目を口角といいます。

口角が荒れると、口を大きく開けることができません。

ヒリヒリ、赤み、ただれがでると瘡蓋(かさぶた)ができ、食事をする際に、口を大きく開けるとまた切れて痛む。

このように口角炎が起こっている時は免疫力が低下して、胃炎も起こしている可能性があります。

身体は胃を休めようと食事の量を制限していると捉えましょう。

この場合、ファストフードのような胃腸に負担のかかる食事、香辛料、アルコール、カフェインを含む飲食物の摂取を控え、消化の良い食べ物、例えば、柔らかい白ごはん、うどん、卵や柔らかく煮たお野菜を意識して、腹八分目までに抑えましょう。

 

その他にも、こんなことに心当たりはありませんか?

 

・食べるのが周りの人よりも早い

・いつもお腹いっぱい食べてしまう

・肉体的、精神的ストレスを抱えている

・睡眠不足が続いている

 

胃にストレスを与えると胃粘膜の血管が収縮し、けいれんが起こります。すると、血流が悪くなり、粘膜の細胞に栄養を届けることができなくなります。すると、胃粘液の分泌が低下し、胃の保護機能が低下します。

そこに精神的なストレスが強く作用すると、神経を刺激して、胃酸の分泌が乱れてしまい、過剰に胃酸が出るようになります。すると胃を保護する働きと、食べ物を消化する働きのバランスが崩れ、胃が荒れやすくなります。

 

このような場合、胃の粘膜がただれているので、熱をもって赤くただれています。過食を避け、胃を労わりましょう。口角炎が起こっている場合、偽の食欲が出る傾向があります。口角炎は不調のシグナルです。口の中でゆっくり、しっかりと噛み砕き消化吸収の手助けを行いましょう。噛むと脳に刺激が入り、唾液が分泌されます。唾液は消化吸収の手助けをしてくれる大切な消化酵素になります。口の中で食べ物と唾液をしっかり混ぜ合わせ、ゆっくりと口の中で、働かせてあげてください。そうすることで、便の調子が良くなったり、食後の胃の不快感が軽減したりなど、内臓の疲労を軽減すことができます。

口まわりの吹き出物

口のまわりに吹き出物や湿疹が出てきた場合、胃腸が弱ってきている証拠です。

胃腸の粘膜で炎症が起こっている可能性があり、胃の熱が上へと昇り、口まわりで吹き出物や湿疹となって現れています。

口の大きさは胃腸の調子と比例しています。

胃腸が食べ物を受け付けない時は口が大きく開けられません。

たくさんの栄養を吸収したいとは口が大きく開き、たくさんの食物を受け入れる態勢を作ります。

口が開けにくい生活をしている方は胃腸を労わる生活をしましょう。

 

このような時は、なぜ、吹き出物が出るんだろうと振り返ることが大切です。

身体に負担を掛けないように生活リズムを整えましょう!

 

・睡眠をしっかりとりましょう!

夜は副交感神経が高まる時間帯なので、早めに就寝し、やりたいことは交感神経が高まる早朝に行いましょう。今まで食べられなかった、朝ごはんも空腹感が出て食べられるようになりますよ。

 

・喫煙を控えましょう!

有害物質や、発がん性物質が身体に侵入し、交感神経が高まり、胃の機能が乱れやすくなります。

 

・暴飲暴食を控えましょう!

血液は全身にバランスよく、分布していますが、暴飲暴食をすると、通常以上に胃腸に血液を運び、胃腸の働きをフル回転させなければなりません。胃腸へのダメージは深刻ですよ。

 

・お酒を控えましょう!

アルコールを過剰に摂取すると、胃の中は血だらけの状態になり、胸やけ脘や、胃痛を引き起こす要因となります。口が荒れて期間は控えることをおすすめします。

 

身体への負担は必ず一つのことが原因だということはありません。

仕事で嫌なことがあったという精神的なストレスと、ストレス解放されるためお酒を飲んで酔ってしまう内臓ストレスであったり、期限の迫った仕事に追われる精神的ストレスと、睡眠時間を削った睡眠不足による肉体および、精神ストレスなどが考えられます。

 

思い返すとそんなこともあったなと、気づくことができれば、次から対策が立てられるようになります。

唇がカサカサ

唇は外に露出した粘膜です。唇がカサカサになっている方は、皮脂の分泌が低下し、油膜で水分蒸発防ぐ機能が働いていない可能性があります。唇の粘膜が潤いを失うと乾燥しカサカサになり、皮がやぶけ、抵抗力が弱まり、胃腸にウイルス・菌が侵入しやすくなります。

風邪の引き始め、糖尿病、慢性胃炎、加齢、疲労、全体の体液減少などが唇を乾燥させる要因になります。体の不調で体液が不足しやすい環境下で生活していると、余計な熱が発生すると、ほてりや炎症、乾燥となって口元に現れます。

最後に

口は消化器系の健康の状態をチェックするために重要なポイントになります。

口まわりがきれいな状態であれば精神的にも肉体的にも健康な状態です。

口まわりが黄色い、唇の血色が薄い、舌が腫れぼったい、口臭がきつくなってきたなど、口まわりの症状は身体からのサインでもあります。

当院では、自律神経を乱す根本原因を検査で見つけ出し、施術を行います。

自律神経が整い身体の機能が正常に働くようになると様々な不定愁訴が軽減していきます。

消化器系の症状が長く続く、又は自律神経系の症状でお悩みお困りの方は、お気軽に当院にご相談ください。

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

原因不明の痛み・不調を自律神経を整え改善する専門整体

『ひろ接骨院 高槻院』
〒569-0007
大阪府高槻市神内2-28-9
TEL/FAX 072-668-3321
MAIL hirogons_2012@yahoo.co.jp

症状について詳しくはこちら

自律神経失調症

関連記事