アルツハイマーと睡眠の関係性

目次

①脳脊髄液とアルツハイマー病

②老廃物について

③脳脊髄液と睡眠

④まとめ

こんにちは。ひろ接骨院 高槻院です。

 

年々、認知症という言葉をよく耳にすると思います。

現在、高齢者の約4人に1人は認知症またはその予備軍となっています。

今回はその認知症のうちのアルツハイマー病と脳脊髄液の関係について

話していきたいと思います。

脳脊髄液とアルツハイマー病

脳脊髄液は脳と脊髄の表面を覆っている体液の一つです。

体中を巡るリンパ液のように無色透明の液体で唯一、脳の老廃物を取り除いてくれます。

この老廃物が溜まることで循環が悪くなり

神経の伝達速度が遅くなり、体がだるくなったりします。

また脳内にアミロイドや活性酸素といった不要な老廃物が溜まることで

アルツハイマー病を引き起こす原因となります。

老廃物について

日常で活動していくために体はエネルギーを消費します。

その際に発生する二酸化炭素・尿素・尿酸などの含窒素有機物、

脳が活動した時にできるアミロイドβなどが老廃物に含まれます。

体内の老廃物は主にリンパ液によって回収されます。

しかし脳にはリンパ液が通るリンパ管がないので

脳脊髄液が代わりとなり老廃物を回収していきます。

回収した脳脊髄液は静脈に沿って脳外に運び出され、リンパ液となり血管に入ります。

そこで白血球や酵素、マクロファージにより老廃物は破壊されます。

睡眠との関わり

脳の老廃物を取り除くための掃除は昼よりも夜のほうが盛んに行われます。

脳細胞、栄養補給するためのグリア細胞、血管により脳は埋められています。

睡眠時、このグリア細胞が縮むことでできた大きな隙間に脳脊髄液が入り、滲み出します。

睡眠時間が短いほどアルツハイマーの原因である

アミロイドの蓄積が多くなり、将来リスクが高くなります。

だからと言って睡眠時間をたくさん取ればいいというわけではありません。

睡眠には脳が活発に動く状態のレム睡眠と

体と脳が深く眠った状態のノンレム睡眠があり、睡眠時間が長すぎると

レム睡眠ばかり増えてしまうことで脳が十分に休息を取れなくなり

返って疲れやすくなってしまいます。

個人差はありますが1日6~7時間が理想的です。

まとめ

アルツハイマー病は脳の病気であり、現時点では完全に治すことができません。

しかし発症を遅らせることは可能です。

脳内の老廃物を取る脳脊髄液の分泌を促進させるため

自分の身体にあった睡眠時間を確保しましょう!

 

 

最後に

いかがでしたか?
当院では、自律神経を乱す根本原因を検査で見つけ出し、施術を行います。

自律神経が整い身体の機能が正常に働くようになると様々な不定愁訴が軽減していきます。

自律神経系の症状でお悩みお困りの方は、お身体のメンテナンスは全力でサポートさせて頂きますので、

どうぞお気軽にご相談ください。

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

原因不明の痛み・不調を自律神経を整え改善する専門整体

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