案外、見逃されやすい症状、下痢の原因と対策

・便のしくみ

・下痢の原因

・下痢になりにくくするには?

・まとめ

 

みなさんに質問です!

「腸の不調」ときいてパッと思い当たるものは何ですか?

多くの方が便秘や下痢を想像したのではないでしょうか?

便秘や下痢は日常生活を送る中で身近な健康問題の1つです。

今回はその中でも下痢に着目し、原因や対策などお話します。

 

便のしくみ

食べ物は口や胃で細かく分解・消化されます。

その後、小腸で水分を吸収し大腸にある

腸内細菌よって分解して残ったものが便となるのです。

下痢の原因

下痢とは便の中に含まれる水分の量が多く、

固形というより液状に近い状態で排出されたものをいいます。

下痢の原因は大きく分けて5つあります。

①腸の働きによる下痢

腸は伸び縮みを繰り返すことで中に入った飲食物を奥へ送っていきます。

これを蠕動(ぜんどう)運動と呼びます。

この動きが活発になり過ぎると飲食物が腸にいる時間が短くなり

十分に水分を吸収されないまま便となるため下痢になります。

また腸の水分を吸収する機能自体が低下することでも同じことが言えます。

 

②飲食による下痢

食べ過ぎや飲み過ぎによる胃腸に過剰な負担がかかることや

冷たいものや辛いものなど刺激が強いものを摂ることで

腸の粘膜が刺激され腸の運動が活発になることで下痢が起こります。

 

③ストレスによる下痢

緊張したときや不安な時、お腹の調子が悪いことありませんか?

こうした下痢や便秘はストレスが大きく関わっています。

ストレスを受けることで自律神経が乱れてしまい

腸の動きが活発になったり、悪くなることで便秘や下痢を引き起こします。

 

④感染症による下痢

胃腸炎や潰瘍性大腸炎など

細菌やウイルスによっておこる炎症の症状の1つ。

炎症が治まってくると下痢も引いてくる。

 

⑤自然治癒による下痢

化学物質や食品添加物など身体に有害なものが貯まると

下痢として身体の中に溜まった毒素、悪いものを

体内から外に出します。

しかしこのような下痢は身体にとって

いい反応であり重要な働きなのです。

下痢になりにくくするためには?

先ほど原因をお話したように胃腸の調子が大きく関わっています。

暴飲暴食することや刺激の強いものを摂ることも控えることで

胃腸への負担が減り下痢の改善になります。

またお腹まわりを温め、冷やさないことも改善の1つで

冷やすことにより腸の機能を低下させ、下痢を起こしてしまうのです。

このように胃腸の状態がいいことは自律神経の安定につながります。

自律神経が安定するとストレスにも対応しやすくなるのです。

下痢になったときは?

下痢の時は必要以上に水分が失われ、脱水症状になりがちです。

水分と同時に塩分なども一緒に出ていくので

電解質を補うためスポーツドリンクもおすすめです。

また胃腸に負担の少ない消化の良いものを取ることも胃腸の回復につながります。

下痢の対処法として下痢止めなどあげられますが

日頃から胃腸の環境をよくすることが大切なのです。

まとめ

今回は下痢についてお話させていただきました。

炎症や癌などと比べ軽度に見られがちな症状ですが

日常生活にとても身近な健康問題の1つなのです。

自分の下痢の原因はストレスなのか?消化によるものなのか?

しっかりと理解することがとても大事なことです。

これを機に自分と向き合い対策・ケアをしていきましょう。

最後に

いかがでしたか?

当院では、自律神経を乱す根本原因を検査で見つけ出し、施術を行います。

今回お話した下痢はもちろんのこと

頭痛や肩こり、腰痛も自律神経が乱れると起こる症状の1つです。

何年も下痢に悩まされている方、原因がわからないなどお困りの方は、

全力でサポートさせて頂きますので、どうぞお気軽にご相談ください。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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症状について詳しくはこちら

自律神経失調症

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