質のいい睡眠で副腎へのストレスを軽減する方法

こんにちは。ひろ接骨院です。

最近、身体の疲れが抜けないなーと思いながら、仕事や家事をこなしていませんか?

なんとなく膝や腰が痛い、寝つきが悪くなってきた、体重が減らない、一晩寝ても疲れが取れない、お酒に弱くなった。

このように急に襲ってくる症状ではなく、気づけばそんなこともある。

上記で当てはまるような症状があれば、副腎が疲れている可能性があります。

 

その他、このような症状が重ねてある場合、副腎疲労が考えられます。

 

  • ストレスやプレッシャーへの対処能力が低下した
  • 仕事の生産性が以前より低い
  • 認知能力が低下したように思う。以前より物事を明瞭に考えられない。
  • 急かされたり、プレッシャーを感じると、思考が混乱する
  • 感情的になる仕事を避けがちである
  • プレッシャーをかけられると、神経質になりやすい。
  • 緊張すると、胃もたれ、胃痛を起こしやすい。
  • 原因不明の恐怖や不安を多く抱えている。
  • 性欲が以前より著しく低下している。
  • 座った状態や、横向きに寝た状態から、急に立ち上がると、立ちくらみやめまいがする。
  • 貧血のようなめまいや失神を起こしやすい。
  • 慢性的に疲れている。たいていの場合、寝ても疲労が解消されない。
  • たいていいつも体調がすぐれない。
  • くるぶしが時々、浮腫んでいる。夕方の方がひどい。
  • 心理的、情緒的なプレッシャーやストレス受けた後、たいてい、眠くなる。
  • 筋力が低下しているように感じる。
  • 手足がむずむずする。
  • アレルギーを感じるようになった。又は、アレルギー反応の頻度や重症度が増加した。
  • 顔、首、腕にシミができた。
  • 全身だるく感じる。
  • 原因不明の頭痛がしばしばおこる。
  • 冷え性である。
  • 風邪を引きやすい。
  • 血圧が低い。
  • ストレスを受けると、お腹がすいたり、ふらふらしたり、混乱する。
  • 非常に疲れてだるい時期に、理由なく体重が減ったことがある。
  • 無力感、絶望感がある。
  • 忍耐力が減った。他人に対してもイライラする。
  • 首のリンパ節が晴れていることが多い。
  • 理由なく吐き怪我したり、実際に嘔吐したりすることがある。

ジェームス・L・ウイルソン著

本間良子訳 本間龍介監修

『医者も知らない アドレナル・ファティーグ』(中央アート出版社)より。

ストレスは3つのプロセスを経て病気になる

副腎はストレスに対応する臓器で英語名は「アドレナル・グランド」文字通り、アドレナリンの分泌器官という意味です。副腎の役割は、ストレスに対応して身体を守ること。

その副腎がさまざまなストレスに晒され続けると、著しく機能が低下してしまうことがあります。この状態を副腎疲労症候群と言われる状態になります。

ストレスがかかると、身体はそれに対抗するために、コルチゾールを分泌します。

コルチゾールは血糖値や、血圧を上げる働きをもつホルモンです。

外敵から襲われた時、逃げる時に、命を守るためには多くのエネルギーをが必要です。

ここぞというときに、コルチゾールを分泌し、身体を動かすためのスイッチを入れようと身体が働きます。

 

ではストレスとはどのように体に影響を及ぼすのかを知りましょう。

 

その第一段階を「警告期」といいます。

ストレスを受けた結果、体重が減り、血圧が低くなったり低血糖状態になったりします。

急性の胃潰瘍などもこの段階で起こります。

いきなり脅かされて、ショック状態に陥るようなものです。

数分から一日、この状態が続くといわれています。

警告期の後半になると、ストレスに対抗する身体の反応が起こります。

体温が上がり、血圧や血糖値が高まります。神経や筋肉も緊張が増します。

副腎が働きだすのもここからです。

 

次に第2の段階、「適応期」です。

ストレスに対処する身体の反応はますます高まります。

副腎がフル稼働して、コルチゾールをどんどん出すのもこの段階です。

ここでうまく対処ができれば、ストレスを抑え込み、解消することができます。

ストレスの負荷が大きすぎて、それでは順応できなかったり、さらなるストレスがかかってきたりすると、身体は耐え切れなくなって、次の段階へ進みます。

 

大3段階は「疲労期」です。

体温や血圧が低くなり、神経や筋肉の働きも不活発になり、うつ症状などが生じます。

副腎疲労症候群の特徴が出てくるのは、この段階です。

免疫量も落ち、風邪を引いてこじらせてしまう大病になるリスクがあります。

ちょっとした怪我でも非常に治りにくくなり、全体的な体力、気力が低いレベルになってしまいます。

そのうち、動きたくても動けれない状態になっていきます。

 

質のいい睡眠で副腎をいたわる

仕事や家事をしているお昼のお時間は交感神経優位に、夜は身体を休める為、副交感神経優位になります。いかに速やかに睡眠に入れるかが、副腎疲労改善の鍵となります。

 

オフィスやコンビニの照明はほとんどが蛍光灯。

これは昼間の光に近い照明です。

つまりおのずと交感神経を刺激します。

 

一方、オレンジ色の間接照明は夕方の光に近い照明です。

こちらは副交感神経が優位になりやすい光です。

 

高級ホテルなどの照明は後者で、白色の光よりもオレンジ色の優しい光を使用していることが多いです。

安心感とリラックスした気持ちを提供するためだといわれています。

 

人の瞼の皮膚は身体の中で最も薄いので、目をつぶっても光が突き抜けて入ってきます。

ですから、日中のような光の刺激を受けない工夫が必要です。

寝室はもちろん、できればリビングも間接照明にするなど工夫をすると身体は休息モードに切り替えやすくなります。

 

パソコンや携帯などの青白い光、いわゆるブルーライトは、睡眠を促すメラトニンというホルモンの分泌を抑制してしまうことも分かっています。

 

また寝る前に1000ルクス以上の照明を見ないことも大切になります。

食事のときは300スクス、読書では500ルクス、パソコンの光、コンビニ照明は1000ルクス以上になります。

 

寝る前のメールチェック、ネットサーフィン、深夜のコンビニ通いなどは睡眠の妨げ、副腎のアクセルを踏むことに繋がります。

 

目覚まし時計も音で起き起こされると、血圧、血糖値、コルチゾールが一気に跳ね上がります。そのため、朝に心筋梗塞で倒れるケースもあります。

このショックの状態がひとつの原因でもあります。

 

最も身体に負担を掛けない起き方は、光の刺激で起床することです。太陽が昇り、空がだんだん白んで明るくなる、その光の情報が網膜から脳に入って覚醒するのが理想です。

 

光が徐々に明るくなってくるタイプの目覚まし時計もあります。

音で起きるのも、うるさい音で無理やり起きようとするのではなく、静かなメロディーが徐々に大きくなる、身体が驚かない音で目覚ましをセットすると、副腎への負担も減らすことができますよ。

最後に

身体は常に、様々なストレスから、身を守ろうと、戦おうと全ては命を守るために判断しています。常に身体に刺激を与え続けることは、身体にとってとても負担になることなのです。それは仕事や家事を不眠不休で行うことも、刺激の強い治療を受ける際も同じことです。

 

治療を受ける際には最小限の刺激で身体の変化が出るような治療をお勧めしております。

当院では無痛の整体で、刺激が少なく、できる限り身体の負担にならないように治療を心がけています。

 

もしもさまざまな治療を受けてきて一向に良くならないという方は、刺激が強すぎるのか、的確なアプローチができていないことが一つの要因かもしれません。

 

今お悩みの症状が一向に良くならないのは、自然治癒力を引き上げる為の、身体が治るきっかけが与えられていない可能性があります。

 

その場合、当院の自律神経調整整体をお勧めします。

もしも副腎疲労、自律神経の乱れが気になる方は、当院にご相談ください。

きっとお役に立てるはずです。

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

原因不明の痛み・不調を自律神経を整え改善する専門整体

『ひろ接骨院 高槻院』
〒569-0007
大阪府高槻市神内2-28-9
TEL/FAX 072-668-3321
MAIL hirogons_2012@yahoo.co.jp

症状について詳しくはこちら

自律神経失調症

関連記事