頭の症状に効果的な3つのツボ

9月に入り、ようやく涼しくなってきました。

季節の変わり目は自律神経が乱れやすくなる傾向があります。

自律神経が乱れることで肩こりや腰痛・眼精疲労・むくみ・鼻炎など軽度なものから

頭痛や吐き気・めまい・動悸・耳鳴りなど重度なものまで様々な症状が出てきます。

 

今回はその中でも多い「頭痛」・「眼精疲労」・「鼻炎」と

頭の症状に効果的なツボを紹介していきます。

  1. 自律神経が乱れるって?
  2. 自律神経とツボ
  3. 頭痛に効果的なツボ「印堂」
  4. 眼精疲労に効果的なツボ「攅竹」
  5. 鼻炎に効果的なツボ「迎香」

自律神経が乱れるって?

自律神経は簡単に説明すると”無意識で働く神経”のことです。

「無意識ってどんなこと?」って思うかもしれません。

具体的には以下のような働きがあります。

➀呼吸や食べ物の消化・吸収などの内臓の働き

②発汗や血管の拡張・収縮などの体温調節などの働き

つまり私たちが生活する上でなくてはならない重要な神経なのです。

 

では乱れた状態とはどういうことなのか?

自律神経は活動時に働く”交感神経”と

休息時に働く”副交感神経”の2つに分かれます。

2つの神経は遊具のシーソーのような関係で

交感神経が活発に働いているとき、副交感神経は抑制され

副交感神経が活発に働いているとき、交感神経は抑制されます。

ストレスを受けるとこの2つの神経のバランスが崩れ

結果的に自律神経が乱れるということになります。

自律神経とツボ

自律神経の乱れはツボを刺激することで整いやすくすることができます。

ツボは経絡といわれるツボの通り道に存在し全身に360穴以上ある言われています。

ツボを刺激することで経絡の流れ、つまり気(エネルギー)の流れを整えることで

筋肉だけでなく、内臓の働きまで作用します。

頭痛に効果的なツボ「印堂」

印堂(いんどう)は眉間の中央にあるツボで

ヨガなどで第六のチャクラや第三の目ともいわれ

エネルギーが集まる場所と言われています。

頭痛だけでなく、鼻の症状やストレスにも効果的と言われています。

刺激方法としては親指か人差し指でぐりぐりと強めに

30秒ほど押し続けてください。

 

眼精疲労に効果的なツボ「攅竹」

攅竹(さんちく)は両眉の内側の端にあるツボで

少しくぼんでいるポイントになります。

目に関わり、眼精疲労や視力の低下に効果的とされています。

眼がとても疲れているときは押したとき、

ズーンと重たいような感じがあります。

刺激方法としては人差し指で左右同時に30秒ほど押し続けてください。

鼻炎に効果的なツボ「迎香」

迎香(げいこう)は鼻の両脇にあるツボでほうれい線上に位置しています。

鼻の近くにあることもあり

鼻水や鼻づまり・花粉症・鼻炎に効果的と言われています。

刺激方法としては左右の迎香を

人差し指で軽めに10秒押すのを3~5回繰り返してください。

ほうれい線から鼻にかけて斜め上方向に押すとおすすめです。

最後に

今回、指圧でできるセルフケアとしてツボを紹介していきました。

当院のSNSアカウント(Facebook、インスタ)では

症状にあったツボの動画を掲載しております。

これを機に、お悩みの症状にさらに目を向けていただければ幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

 

 

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自律神経失調症

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