1月に入り、慢性の症状が悪化したり
新たな症状が出るなど身体の不調を訴える人が増えています。
頭痛・肩こり・腰痛なども…
マッサージで筋肉を緩めたり
ボキボキで歪みを矯正しても数日経つと元に戻ってしまう…
そんなことありませんか?
これらの症状、筋肉や歪みが本当の要因ではないからなのです。
どこが要因で今の症状が起きているのか?
それについてお話していきます。
- 症状との関係
- 筋肉・歪みの要因って?
- 自律神経の働き
- 乱す要因とは
- まとめ
症状との関係
文頭でお話ししたように筋肉と歪みは
症状の本当の要因ではありません。
しかし、筋肉が固くなることで可動域の制限や
痛みを伴うことがあるため全く関係していない訳ではないのです。
なので温めることやマッサージなど
ほぐしたりすることで一時的に良くはなります。
軽度であれば良くなることもありますが多くの場合、
それらは対処療法でしかなく根本的に良くなったとは言えないのです。
筋肉・歪みの要因って?
では筋肉と歪みの本当の要因はなんでしょうか?
結論からお話しすると自律神経にあります。
具体的には以下のような流れです。
➀自律神経の働きが悪くなる
↓
➁重心が崩れやすくなる
↓
➂バランスを取るために歪みが生じる
↓
④その歪みを支えるために筋肉が緊張し固くなる
↓
⑤症状として痛みやコリなど不調が起こる
筋肉や歪みは自律神経の働きが悪くなることで
起こる経過にしか過ぎないのです。
その結果、症状を引き起こします。
自律神経の働き
では実際、自律神経は身体にとって
どんな働きをしているのでしょうか?
自律神経についてと大まかな働きについて
ここではお話していきます。
自律神経とは
一言でいうと無意識に働く神経のことです。
この神経は下の2つ分けることができます。
交感神経
仕事や運動など活動時に活発に働く神経
→緊張したり、ストレスを受けた時にも活発に働きます
副交感神経
食事や睡眠など休息時に活発に働く神経
→このとき内臓の働きが良くなります
これらの神経は遊具でいう“シーソー”のような関係で
互いにバランスを取りあっています。
ここのバランスが崩れると自律神経の働きが悪くなり
所謂、自律神経が乱れた状態になります。
仕事や運動など活動時に活発に働く神経
→緊張したり、ストレスを受けた時にも活発に働きます
食事や睡眠など休息時に活発に働く神経
→このとき内臓の働きが良くなります
これらの神経は遊具でいう“シーソー”のような関係で
互いにバランスを取りあっています。
ここのバランスが崩れると自律神経の働きが悪くなり
所謂、自律神経が乱れた状態になります。
自律神経の働き
ではその働きとはどんなことでしょうか?
筋肉の緊張や歪みに繋がる代表的なものを紹介していきます。
内臓
副交感神経のところでもあったように
自律神経は内臓の働きも担っています。
自律神経が乱れ消化・吸収などの内臓機能が落ちると
下垂し骨盤の歪みに繋がったり、背中・腰の筋肉の緊張に繋がります。
血流
血管の太さって変わるのはご存じですか?
交感神経がよく働くとき、血管は細くなり
副交感神経がよく働くとき、血管は広がります。
交感神経優位の自律神経の乱れの場合が多く
そのとき血管が細くなるため筋肉や内臓などにうまく栄養できません。
結果、筋肉のコリに繋がります。
症状の要因として筋肉のコリ、歪みだけでなく
こうした自律神経の乱れによる
内臓疲労、血流不足からも考えられるのです。
乱す要因とは
副交感神経のところでもあったように
自律神経は内臓の働きも担っています。
自律神経が乱れ消化・吸収などの内臓機能が落ちると
下垂し骨盤の歪みに繋がったり、背中・腰の筋肉の緊張に繋がります。
血管の太さって変わるのはご存じですか?
交感神経がよく働くとき、血管は細くなり
副交感神経がよく働くとき、血管は広がります。
交感神経優位の自律神経の乱れの場合が多く
そのとき血管が細くなるため筋肉や内臓などにうまく栄養できません。
結果、筋肉のコリに繋がります。
症状の要因として筋肉のコリ、歪みだけでなく
こうした自律神経の乱れによる
内臓疲労、血流不足からも考えられるのです。
乱す要因とは
それはストレスです。
ストレスにも様々な種類があり、大きく3つに分けることができます。
肉体的ストレス
身体の疲労のことを言います。
過度な負担がかかったり、睡眠不足などの疲労の解消ができず
蓄積してまうと自律神経は乱れやすくなります。
また肉体面でいうと食べ過ぎなどによる
内臓の負担もこれに含まれます。
精神的ストレス
これが一般的に言うストレスのことだと思います。
イライラや不安、思考、緊張、我慢など
メンタルに関わるものが当てはまります。
関係ないように思われがちですがこうした精神的な部分が
大きく関係するのです。
例えば…
緊張して身体に無駄な力が入ってしまう、手汗をかく
思考がいっぱいになって眠れない、頭痛が起きる
みなさん意外と知らないようで心身の状態が
直結していることを体験しているのです。
環境的ストレス
環境(外部)による影響のことを言います。
例えば…
気温、気圧などの天候の変化
照明や騒音など感覚器官への負担
空気中や食べ物に含まれる化学物質の影響
などが当てはまります。
こうしたストレスが自律神経の乱れに繋がります。
直近のストレスはもちろん
過去のストレスもいま悩まされている症状が
関係することは大いにあります。
また本人が忘れていたり、全く自覚していないことでも
身体にとってストレスに感じることはあります。
まとめ
薬やマッサージ、矯正など
色んな方法を試したけど思うようにうまくいかない
どうしていいかわからない。
当院ではそういった経験がある患者さんも多数います。
当院では自律神経を専門とし
乱れる要因までしっかり診させていただきます。
根本的なところから変えていきたい方
この記事を読んで興味をもっていただいた方は
是非ご連絡ください。 ご相談のみでも構いません。
最後までお読みいただきありがとうございました。
症状について詳しくはこちら
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